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岡田麿里×ヤマコ アニメ映画『キミだけにモテたいんだ。』10月公開&特報

2019年08月29日 13:50  CINRA.NET

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『キミだけにモテたいんだ。』ポスタービジュアル ©2019「キミモテ」製作委員会
オリジナルアニメーション映画『キミだけにモテたいんだ。』が10月25日から全国公開される。

岡田麿里が脚本構成を手掛ける同作は、不器用でどこか「残念」な5人の男子高校生が、学校でも有名なお嬢様・ホリコこと掘ノ宮早紀によって無理やり出場させられた『モテメン甲子園』をきっかけに成長していく様を描いた作品。監督を久藤瞬が務め、キャラクター原案をヤマコ(HoneyWorks)、アニメーション制作をSIGNAL.MDが担当した。

声優陣は、「中二をこじらせている」時夫役の斉藤壮馬、「子供すぎる」アシモ役の内山昂輝、「かわいすぎる」幸太郎役の富園力也、人間そのものに興味が持てない亜紀役の松岡禎丞、ホリコの執事的存在・後藤田役の梅原裕一郎、『モテメン甲子園』の賞金で借金を返済しようとするホリコ役の石川由依ら。今回の発表とあわせてポスタービジュアル、特報が公開された。

■久藤瞬監督のコメント
5人の高校生達がひと夏に、経験したことの無い感情たちと出会い、受け止め、そして答えを導き出していきます。
そういった1つ1つの気持ちの動きを丁寧に描くよう心掛けました。
また、昨今多くある青春群像劇の作品の中でも、チャレンジングな表現を多く取り入れており、見応え十分な映像となりました。
5人の成長していく姿を、是非劇場でご覧ください。
宜しくお願い致します。

■岡田麿里のコメント
今回のお話をいただいたとき、企画書に書かれたタイトルに「おお!」となりました。
テンションの軽い『モテたいんだ』に『キミだけ』がつくと、いきなり不器用で前のめりな印象になるなぁと。
モテという状況以前に、『誰かを好きになる』ことにすら手探り。恋への理想はあるけれど、今はまだ男同士でバカ騒ぎするのが楽しい......そんな少年達の夏が、久藤監督と熱意あるスタッフたちの手で、暑くて熱い映像作品になりました。
ぜひ、劇場でお楽しみいただければ幸いです。

■斉藤壮馬のコメント
・役柄について
トキオは、周りから中二病をこじらせていると思われていて、自分でも人とフランクに関わるのが少し苦手だと思っている男の子。人との距離感を測りかねているからこそ、誤解を受けることも多くて。でも、モテメン部のメンバーと出会い、活動していくことによって、だんだん気持ちが外に向かっていきます。
・作品の見どころ
最初に、監督から“この物語は、男の子たちが一緒に頑張ることで成長を遂げることが軸のひとつになっている”と説明を受けたました。努力することで100%うまくいくということはないかもしれないけれど、何か目標を持って努力する様や過程を見せることが大事だということかなって思います。

■内山昂輝のコメント
・役柄について
僕が演じたアシモは、ちょっとバカっぽいところもあるんですが、とにかく元気で、熱血で。年齢のわりに幼いところがあると説明を受けていたのですが、僕自身はこれまでそういう役柄をあまり演じてきたことがなかったので、今回、新たなチャレンジになりました。
・作品の見どころ
モテメン部のメンバーは、基本的に巻き込まれる形でモテる努力をしていくけど、後半は女生徒からもチヤホヤされるようになっていく。
でも、それって幸せなことなのかなって疑問を持つようになるんですよね。最初は軽薄な始まり方だったのに、難しい問題にぶつかるんです。

■富園力也のコメント
・役柄について
コータローは、小学校の頃から女の子からもかわいいと言われてきたような見た目の男の子。かわいすぎて、逆にモテないキャラクターです。
男らしくないことにコンプレックスを持っているのですが、モテメン部の仲間や、ヒロインのホリコと出会うことで気持ちの変化だったり、成長を感じさせてくれる役柄だと思います。
・作品の見どころ
今回、僕にとって初めてのアフレコだったのですが、周りの先輩方にいろいろとアドバイスもいただき感謝しかありません。亜紀役の禎丞さんとは、幸太郎と亜紀の掛け合いがあるので、ぜひ注目していただきたいです。

■松岡禎丞のコメント
・柄について
今回、亜紀くんを演じさせていただきました。あまり女性に興味がないというか、かと言って男性が好きというわけでもないキャラクターというか……。外見からはチャラいイメージがある彼ですが、熱くなるような場面でも、意外と冷静だったりするので、じつは周りをしっかり観察しているんだと思います。チャラい外見に騙されないようにしてもらいたいですね(笑)。
・作品の見どころ
この物語は、“モテメン甲子園”っていうのが存在する世界線なんだなって納得しました(笑)。野球の甲子園のように全国でバトルが行われているって考えたら、おもしろいですよね! 実際にキャキャー言われているようなアイドルの方々の葛藤も垣間見ることができるのではないでしょうか。

■梅原裕一郎のコメント
・役柄について
物語序盤の駿はほかのキャラクターより大人びている印象があると思います。モテメン部結成の理由を握るキーパーソンであり、執事という立場もあったりして。ただし、そんな彼にも未熟なところはあって、感情もコロコロ変わっていきます。心理状況を語られることが多いキャラクターでもあったので、演じやすかったですし、観客のみなさんに見てもらいたいポイントでもあります。
・作品の見どころ
まず、台本を読んだときに思ったのは、“モテメン甲子園”というワードの強さ! 昨今、投票を使ったエンタメコンテンツも多いので、そういうことが好きな人も楽しめるんじゃないかなと思います。

■石川由依のコメント
・役柄について
お金持ちのお嬢様で、お嬢様ならではの強烈な発言もあったりもしますが、本人には全く悪気はなく、思ったことを真っ直ぐに伝えられる、素直な子なんだと思いました。
・作品の見どころ
モテるために一生懸命になる男の子…これだけ聞くとちょっとおバカな感じがするかもしれませんが、きっと高校生男子からすると、結構重要なことだったりするんですよね。
こういうことに必死になれるのは青春だなと思います。