ウイリアムズのリザーブドライバーであるニコラス・ラティフィは、今週末のF1第13戦ベルギーGPにおいて、フリー走行1回目に出走することが決まった。
ラティフィは現在ダムスからFIA-F2に参戦しており、ドライバーズランキングで2位につけている。彼は第7戦カナダGPと第8戦フランスGPでもフリー走行1回目を担当しており、今回もまた2020年のウイリアムズのシート獲得に向け、このセッションを最大限活用することになる。
ウイリアムズのレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは、次のように語った。
「ニコラスはチームとともに、彼にとって今シーズン3度目となるフリー走行1回目を金曜日に担当することになる。彼が前回担当したフランスでの走行から、いかにマシンが変わったかについて彼の印象を聞くのは興味深いものになるだろう。ブダペストでのパフォーマンスにも改善が見られているからね」
「金曜日のプログラムは、マシンをどうやってスパ・フランコルシャンに最大限に適応させ、予選でピレリタイヤを最大限に活かせるようにするか、理解を深められるように組まれている」
ラティフィは、スパでの忙しい週末や、この難しいコースを走行するスリルを味わうことをとても楽しみにしている。
「サマーブレイクの後は、いつも長いことシートから離れていた気がして、もっと走りたい衝動に駆られるんだ」と24歳のラティフィは述べた。
「現在のF1マシンでスパ・フランコルシャンのようなコースを走る経験ができるのは、とても特別なことだよ」
「フランスGPでのフリー走行以来、FW42で走行していないけれど、あれから多くの開発が行われている。僕にとってもチームにとっても、マシンの方向性について新たな見解を得るための良いテストになるだろう」
「僕の目標はいつもどおり変わらない。最大限の走行距離を稼ぎ、フリー走行2回目に進むチームを助けるために、できる限り最良のフィードバックを提供することだ」