トップへ

エド・シーラン、18か月の活動休止を発表

2019年08月29日 10:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ツアー最終日に活動休止を発表したエド・シーラン
英出身人気ミュージシャン、エド・シーラン(28)が、向こう18か月の活動休止期間に入ることを発表した。現地時間26日、エドの故郷からほど近いイプスウィッチで行われたツアー最終日にファンの前でエド自らが明かした。

2017年3月、イタリア・トリノで幕を開けたエド・シーランの「Divide Tour」が現地時間26日、エドの故郷からほど近いイプスウィッチの「Chantry Park(チャントリー・パーク)」にて最終日を迎えた。

エドはこの日、約4万人のファンの前で今後18か月の活動休止期間に入ることを次のように発表した。

「知ってる人もいるかもしれないけど、僕はこの『Divide Tour』をかれこれ2年以上続けてきた。そして今日がそのファイナルになる。」

「今はほろ苦い気持ちでいっぱいだよ。」

「最終日をみんなとここイプスウィッチの街で迎えられたことを嬉しく思う。今日のこのステージを最後に、18か月くらいの休養に入るよ。」

2年半におよぶ「Divide Tour」で46か国175都市を訪れたエドは、このたびの活動休止宣言について

「長年付き合ってきたガールフレンドと別れるみたいな、そんな奇妙な心境だね。」

と吐露し「僕にチャンスをくれたみんな、ありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。

無事ツアーを終えたエドは現地時間28日、自身のInstagramを更新し「Divide Tour」に関わった人達との集合写真をアップ、そこには長文がこのように綴られている。

「900万人、893日、46か国、175都市、260公演、268名のツアースタッフ、総移動距離19万3265マイル(約31万km)、腕の骨折2回、3名の結婚、4人の赤ちゃんの誕生。『Divide Tour』は本当にワイルドな体験だったよ。2015年にアルバム制作を始めて、2016年にレコーディング、そしてみんなに聴いてもらうためにツアーを開始した。それがここで終わりを迎えるなんて、すごく変な気分だ。」

「アルバム制作に携わってくれた人達、そしてプロモーションに関わってくれた人達、それからアルバムを聴いてショーに足を運んでくれたファンのみんな、すべての人達にお礼を言うよ。みんながいなかったら、このツアーを実現させることは不可能だった。」

「そして何よりも、僕の夢の実現に2年半もの時間を捧げてくれた素晴らしいツアーメンバーのみんな。ひたむきな姿勢と固い友情に感謝してる。」

「『Divide Tour』―2017年~2019年。史上最大のツアー、こうして言葉にすると奇妙な感じだけど、とにかく僕達は最後までやり遂げた!」

ツアーに加え、多数のアーティスト達とのコラボや映画出演など、近年かなりオーバーロード気味だったエド・シーラン、18か月の活動休止中にたっぷりリフレッシュし、再び元気な姿で彼がステージに立つ日をファンは心待ちにしていることだろう。

なお『Billboard』によれば、エドの「Divide Tour」による興行収入は7億7620万ドル(約822億円)、2009年~2011年に開催された「U2」の「The 360°Tour」が持つ7億3640万ドル(約780億円)の記録を大きく抜き、世界最高記録を樹立した。

画像2枚目は『Ed Sheeran 2019年8月28日付Instagram「9 million people, 893 days, 46 countries, 175 cities, 260 shows, 268 touring crew, 193265 miles travelled, 2 broken arms, 3 marriages, 4 babies.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)