不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズは8月27日、「不動産事業者のイメージ」に関する調査結果を発表した。調査は8月中にインターネット上で実施。同サイトを利用する30歳以上の男女126人から回答を得た。
2019年の「不動産のイメージ」は、「口が達者」(50.0%)が1位で2年連続となった。また、2位「しつこい」(34.1%)と3位「強引」(29.4%)も昨年と同じだった。以降は「地域に詳しい」(26.2%)、「コミュニケーション能力が高い」、「知識が豊富」(共に24.6%)が続いた。
「悪いことを事前に教えてくれなかった」「対応が悪い」
不動産事業者とのやり取りで良かったことはある、という人は47.6%だった。具体的には「対応が良かった」(80.0%)が最も多く、次が「優良物件を紹介してくれた」(23.3%)
「お金のことなど色々とアドバイスしてくれた」(18.3%)となっている。
また、不動産事業者とのやり取りでイヤだなと思った経験がある人は、52.4%と半数を超えた。実際に不快だったものについて聞いたところ、「悪いことを事前に教えてくれなかった」(34.8%)や「対応が悪かった」(33.3%)、「所有不動産の売却価格が予想以上に低かった」(21.2%)、といった項目が上位に入った。
今回の調査では、前年に半数以上を占めた「対応が悪かった」を「悪いことを事前に教えてくれなかった」が上回った。アパート建設会社の施工不良など様々な不祥事が起こる中で、情報の共有や正確性といった面を重視する傾向が出てきているのかもしれない。