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「夏休み疲れました」小学生の母からの切実な相談 宿題が進まず「親子で慌ててやっています」

2019年08月28日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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子どもたちの夏休みも残りわずか。この時期、終わらない宿題に親子で四苦八苦する人も少なくないでしょう。ヤフー知恵袋に8月23日、「夏休み疲れました」という相談がありました。相談者は小4と小1の母親。上の子の宿題が大量で、普段はコツコツやる子ですが、

「夏休みボケで進まず、今になって親子で慌ててやっています」

と焦っています。

小1の方は、勉強はできるがワークや書くこと自体が好きではなく、1日少しの宿題をこなすと外遊びもせず家でゴロゴロ。何もしないか、攻略本やマンガを読んで過ごすそう。ゲームの時間は一応守っているものの、4年生になって宿題が増えたときのことを考えると、「恐ろしくなってしまいました」と不安を募らせます。(文:篠原みつき)

「コツコツやるタイプとはとても思えません」など厳しめの回答多数


2人とも学校の勉強は楽しいと言っているため、母親は、

「夏休み無くならないかなと考えてしまいます。あの量の宿題は辛い…せめて短くなって欲しい…」

と、本音をこぼしました。来年は家庭教師を頼もうかと検討しつつ、「同じような気持ちの方、乗り越えてきた方、アドバイスありましたら、よろしくお願いします」と相談しています。

この相談には、「コツコツやるタイプ…とはとても思えません。本当に出来る子なら、終盤でも自分で何とでもしますよ」、「勉強できる子は基本夏休みボケしませんし、したとしても勉強はサクサクできるものです」など、厳しめの回答が多数あがりました。母親は子どもたちを「コツコツやるタイプ」「要領がいい」などと説明していますが、子どもに対する認識が甘い、そのままでは後々学習面で苦労する、との指摘が多くありました。

また、「宿題は放っておけば良いのに。私も手伝ったことはありますが、ちょっとだけです」、「放置が一番です。忘れ物・遅刻・宿題提出不備。すべて自己責任。親は声掛けをたまにする」など、突き放す助言もありました。いつまでも構っているから疲れるし、いい歳になっても書類ひとつ書けない大人になる、と知人の例を出して忠告する人もいます。塾の夏期講習に入れるか、家庭教師を雇ったほうがいいと薦める声もありました。

大量の宿題、中高生は部活も 子どもは疲れてしまう!

アドバイスは確かにその通りでしょうが、中学生の子どもをもつ筆者は、相談者の気持ちがよくわかります。子どもの夏休みは、地域によりますが40日ほど。とにかく長い、せめて3週間にして……としか思えません。長すぎてダラけますし、宿題は各教科のワーク、自由研究、読書感想文、風景画など大量です。手伝うわけではありませんが、計画通り進んでいるか管理・監視していないと、夏休み最終週にすべてやっつけでやることになってしまいます。

こうした悩みはよくあることで、ヤフー知恵袋には他にも、「子どもの夏休みの宿題が終わらない」という類の相談や愚痴が散見されました。中高生らしき本人からのテンパリも多々あります。中高生は、部活が忙しくてという理由もあるようですが、やはり計画的に進められないのが原因でしょう。

とはいえ、筆者が子どもの頃と比べて宿題の量が多いとも感じます。朝日新聞デジタルの8月3日の記事にも、「夏休みの宿題、こんなに必要!?」という問題提起もありました。文科省の学習指導要領では、長期休暇の宿題について、特に規定はないとのこと。夏休みは、文字通り身体と心を休ませ、のびのび自由な活動ができる時間としていただきたいものです。