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宅配便の「置き配」に不安感じる人7割 防犯・防水面に課題の一方、「普及してほしい」も7割超

2019年08月27日 19:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ナスタは8月23日、「置き配」に関する意識調査の結果を発表した。調査は今年6月にネット上で実施し、ネットショッピングを利用している男女1000人から回答を得た。「置き配」とは、受け取り主が不在の時、宅配の荷物を玄関先などに置いてもらうこと。再配達の手間を減らし、配達業者、受け取り主ともに利便性が上がるとして注目されている。

「置き配」に対して不安がある人は27%、「どちらかといえば、不安だと思う」(46.8%)、「どちらかといえば、不安だと思わない」(19.7%)、「不安だと思わない」(6.5%)と、7割を超える人が何かしら不安を感じているようだ。

半数以上が「宅配ボックス」での受け取りを希望

具体的な不安としては、「荷物がそのまま玄関先に置かれることで、盗難されてしまうのでは」「送付状に記載されている個人情報が見られてしまうのでは」「荷物が雨に濡れてしまうのでは」という声が多く聞かれた。

一方、「置き配」サービスが「普及してほしい」と答えた人は23.8%、「どちらかといえば普及してほしい」も52.7%と、普及を希望する人も7割いることが分かった。「置き配」サービス自体には前向きな人が多いことがうかがえる。防犯性が高いものであるなら利用してみたいという人は、67.9%となった。

「置き配」サービスで指定できる荷物の受け取り場所として利用したいのは「宅配ボックス」が一番多く、58.1%。防犯性や防水性の問題の克服が普及のカギを握っているようだ。