レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、第12戦ハンガリーGP後に、早朝までマクラーレンのランド・ノリスとレースゲームをして過ごしたことを明らかにした。
ハンガリーGPでは決勝レースの大半で首位を走行していたフェルスタッペンだったが、チェッカーフラッグまで残り3周となったところで、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に追い抜かれてしまった。
レース後、フェルスタッペンは日曜日の夜にモナコに戻った。ハードなレースの後であり、誰もが彼がベッドに潜り込むのだろうと予想するところだ。しかしフェルスタッペンはシミュレーターを立ち上げてネットに接続し、ノリスに電話をしてシミュレーターレースに誘った。
「ランドが遅くに帰ってきて、そこから僕たちはすぐにネットに接続したんだ。僕がやっと寝たのは4時だったよ!」とフェルスタッペンは『De Telegraaf』に語った。
「グランプリの後で、完全にアドレナリンでいっぱいだったというわけではないんだ。もちろんレースの前はそうなるけれど、その後すぐになくなってしまう」
「ただリラックスするためのアクティビティだよ。そしてその方法で、あの日はあるレースで勝つことができたんだ!」
モータースポーツの最高峰において、過酷な現実の生活を送っているにもかかわらず、フェルスタッペンとノリスは相変わらず熱心なシミュレーターレーサーであり、たびたびオンラインイベントのためにチームを組んでいる。
フェルスタッペンのレース後の習慣は、どうやらカート時代に彼の父親とともに始めたものだという。
「今でもカート時代からそのことを思い出すよ」
「当時、忙しいレースウィークを過ごしたことがあったけれど、それでも僕たちは夜に屋内カートに行ったんだ。もう少しクレイジーになるためにね」
「今のシミュレーターレースとそう変わらないよ。確かにトレーニングでも、遊びでお互いと戦うことができる。F1ではもちろんマシンの違いがそれよりもっと大きいんだ」