2017年5月22日、アリアナ・グランデのコンサート終了後に起こった英マンチェスター・アリーナでの自爆テロ。多数の犠牲者を出したこの大惨事のショックは相当大きかったはずだが、それでもアリアナは気丈に振る舞い、同年6月4日に再び同地を訪れている。アリアナのほかジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリー、マイリー・サイラス、ファレル・ウィリアムスといったビッグスターらが次々とマンチェスターに集結し、自爆テロ事件の被害者や遺族のために「One Love Manchester」チャリティー公演を開催、イベントは5万5000人を動員する大成功を収めた。
とファンに語りかけた。この日のステージでは、自爆テロ発生後初めてリリースしたシングル『No Tears Left to Cry』をはじめ、『7 Rings』『Side to Side』『Break Up with Your Girlfriend』などヒット曲を熱唱、『Break Free』ではプライドフラッグを掲げてダンスをしたり「10代の幸せな時間をニューヨークのゲイバーで過ごした」エピソードなども明かした。ショーの最後は2015年2月のリリース後、「One Love Manchester」チャリティー公演で2017年6月に再リリースしたトリビュート楽曲『One Last Time』で締めくくった。