ドラマ『ワンダーウォール』が映画化され、2020年初春に公開される。
昨年に放送されたNHKのドラマ『ワンダーウォール』。『廃寮の危機に瀕した京都の学生寮に住む学生たちが、自由や自治、対話について葛藤し、抵抗しながらもがく様を描いた作品で、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』や映画『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』『天然コケッコー』などを手掛けた渡辺あやが脚本を担当した。監督はNHK京都放送局の前田悠希。
出演者は約1500人のオーディションから選ばれた須藤蓮、岡山天音、三村和敬、中崎敏、若葉竜也、成海璃子ら。映画版は未公開カットを含むディレクターズカット版となる。
映画化にあたってテーマ曲“ワンダーウォール”を再収録。ドラマ版では学生を中心に約50人が集まってセッションを繰り広げたが、映画版では一般から募った「ドラマに共感した人」が集まり、前回を超える規模のセッションを繰り広げる予定だ。作曲は岩崎太整。収録は京都で9月7日に実施する。参加者は8月30日までスポッテッドプロダクションズのオフィシャルサイトで募集中。