映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』が8月31日00:00から同作のオフィシャルサイトで24時間限定無料公開される。
現在公開中の『ウィーアーリトルゾンビーズ』は、『そうして私たちはプールに金魚を、』で昨年の『第33回サンダンス映画祭』ショートフィルム部門グランプリを獲得した長久允監督の長編デビュー作。キャストには劇中バンド「LITTLE ZOMBIES」のメンバーとして、『そして父になる』で福山雅治の息子役を演じた二宮慶多、『クソ野郎と美しき世界』に出演した中島セナ、ドラマ『嘘の戦争』など多くの作品に出演する水野哲志、似顔絵師として注目を集める奥村門土が起用されているほか、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮らが出演している。
無料公開は長久允監督の「子どもたちにこそ観てもらいたい」という希望により実現。長久監督は「僕はこの映画を、今、悩んでいる中高生の方や、当時悩んでいた自分自身へ向けて作りました。もしあなたが中学生で、そして何かに悩んでいたらこの映画を試しに観てみてほしいです。なにか少しでも、たとえば今のままでもありだな、など思ってもらえたらと願っております」とコメントを寄せている。
なお映画の無料公開に先駆けて、本日8月23日12:00から特別番組『「ウィーアーリトルゾンビーズ」映画攻略特番』が公開される。
■長久允監督のコメント
—8月31日 世界一憂鬱な日に!
『ウィーアーリトルゾンビーズ』という映画の主人公たちは13歳の中学生です。
彼らは親を亡くして、否応無しに冒険に出なければならない…そして…という物語です。
僕はこの映画を、今、悩んでいる中高生の方や、当時悩んでいた自分自身へ向けて作りました。
もしあなたが中学生で、そして何かに悩んでいたらこの映画を試しに観てみてほしいです。
なにか少しでも、たとえば今のままでもありだな、など思ってもらえたらと願っております。
8月31日、夏休み最後の日に。
絶望的なこの日に、どうか絶望しないように、
13歳のあなたに。かつて13歳だったあなたに。
監督 長久允
~8月31日限定『ウィーアーリトルゾンビーズ』無料ネット公開にあたって~
PS
どうしても今、なるべく多くの方に届けたくて、
今回ネットでの期間限定公開に踏みきらせていただきました。
まだ映画館でも上映中の映画を、ネットで見れるというのは異例のことで、
私の希望に対し、関係者の皆さまご理解くださり誠にありがとうございます。
この場を借りて御礼申し上げます。
(ですので!ネットで観て気に入って下さったならどうか映画館でも観てみてくださいませ!)