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コンストラクターズ選手権4位のマクラーレンF1「シーズン後半戦に状況は簡単に変わり得る」と慎重姿勢

2019年08月26日 08:21  AUTOSPORT web

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マクラーレンは選手権4位につけているが、後半戦も油断はできないと考えている
2019年F1の21戦中12戦が終了した時点で、マクラーレンはコンストラクターズ選手権4位に位置している。マクラーレンは82ポイントを獲得しており、5位で43ポイントのトロロッソ・ホンダとの間に大きなギャップを築いている。

 マクラーレンはシーズン後半でも、中団グループから大きく抜きん出る可能性を持っているのだろうか?

「まだ判断を下すのは難しい。なぜなら状況がすぐに変わり得ることを、我々は目にしてきたからだ」とマクラーレンF1のマネージングディレクターを務めるアンドレアス・ザイドルは語った。

「例えばハンガリーでも、レースでアルファロメオ勢がどれほど近づいてくるかが分かった。結局のところ、もちろんコースレイアウトや路面温度といったことも影響してくると思う」

「また、他チームが開発を来年のマシンに切り替える前に、シーズン後半にどれだけのアップデートを持ち込むのかということにも左右される」

「現在ポイントランキングでこれだけの差をつけているのは、確かに良いことだ。だが我々にとって重要なのは、そのことに我を忘れることなく集中し、確実に改善を続けることだ」

 コンストラクターズ選手権で4位を争う上で、マクラーレンの最大のライバルとなるのはどのチームだろうか?

「現時点で判断するのは難しい」とザイドル。

「それに我々は1チームだけに焦点を置いているわけではない。これまでのレースで、状況がいかに早く変わり得るかを目にしてきた。波乱のレースが1回あるだけで、どこかのチームが再び調子を取り戻すという可能性もある」

「我々にとって重要なのは、自分たち自身に集中し、チームとして改善を続けることだ。それにつきる」