インディカー・シリーズ第15戦ゲートウェイ。勝利した佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)に0.0399秒差に迫ったエド・カーペンター・レーシングのオーナードライバー、エド・カーペンターは悔しさを語った。
今シーズン最後のオーバルレースとなったワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイでのインディカー第15戦。
レース終盤のセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)のクラッシュによって、トップ争いに加わったエド・カーペンターは、前を走るトニー・カナーン(AJフォイト)を交わすと、残り3周でトップを走行する佐藤琢磨に迫る。
最後のターンを回り、琢磨に並びかけるも0.0399秒差で及ばず2位となった。
「あともうひとつストレートがあったら琢磨を捉えられていたかもしれないね。今夜のロングランは本当によかったんだ」とカーペンター。
「とても悪かった予選は我々の助けにならなかった。レースの速い段階で、クルーたちから何が必要か尋ねられ、明確にトラックの状況を伝えた」
「レースはとても良くて、いい調整をすることができた。昨日のような厳しい日は、チーム全体落胆してしまうけど、決して諦めず、今夜強く戻ってくることができ結果を得られた。シーズンを終えるのにベストだね。勝つことができたらもっと良かったけど、再びトップを争うのは楽しかった」とコメントした。
エド・カーペンター・レーシングを率いて、オーバルのみに参戦しているオーナードライバーのエド・カーペンター。2019年シーズンはインディ500で予選2番手を獲得するもトップ5フィニッシュがなかったが、最後のレースで2位表彰台獲得となった。