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インディカー第15戦:琢磨に僅差で迫ったオーバル職人のカーペンター「もうひとつストレートがあれば」

2019年08月25日 19:21  AUTOSPORT web

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今シーズンの最終戦となったエド・カーペンター
インディカー・シリーズ第15戦ゲートウェイ。勝利した佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)に0.0399秒差に迫ったエド・カーペンター・レーシングのオーナードライバー、エド・カーペンターは悔しさを語った。

 今シーズン最後のオーバルレースとなったワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイでのインディカー第15戦。

 レース終盤のセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)のクラッシュによって、トップ争いに加わったエド・カーペンターは、前を走るトニー・カナーン(AJフォイト)を交わすと、残り3周でトップを走行する佐藤琢磨に迫る。

 最後のターンを回り、琢磨に並びかけるも0.0399秒差で及ばず2位となった。


「あともうひとつストレートがあったら琢磨を捉えられていたかもしれないね。今夜のロングランは本当によかったんだ」とカーペンター。

「とても悪かった予選は我々の助けにならなかった。レースの速い段階で、クルーたちから何が必要か尋ねられ、明確にトラックの状況を伝えた」

「レースはとても良くて、いい調整をすることができた。昨日のような厳しい日は、チーム全体落胆してしまうけど、決して諦めず、今夜強く戻ってくることができ結果を得られた。シーズンを終えるのにベストだね。勝つことができたらもっと良かったけど、再びトップを争うのは楽しかった」とコメントした。

 エド・カーペンター・レーシングを率いて、オーバルのみに参戦しているオーナードライバーのエド・カーペンター。2019年シーズンはインディ500で予選2番手を獲得するもトップ5フィニッシュがなかったが、最後のレースで2位表彰台獲得となった。