2019年のNTTインディカー・シリーズは8月24日、イリノイ州のワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲートウェイで第15戦の決勝レースが行われ、5番手からスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が優勝。2019年シーズン2勝目を挙げた。
琢磨はスタート直後はペースが上がらず、一時は2周遅れになるなど後退したが、その後、怒涛を追い上げを披露。ラップダウンを取り戻したばかりか、ラップリーダーにまで上り詰める。
その琢磨がラップリーダーを務めている間に、セバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)が単独でウォールにヒットし、イエローコーションが出される。
このタイミングで琢磨は最後のピットへ向かうと、トニー・カナーン(A.J.フォイト・レーシング)、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)を従えてコースへ復帰。レースは205周目、琢磨をラップリーダーに再開された。
残り43周となったレース、琢磨は残り20周を切ったころからカナーンに1秒以内差へ迫られたものの、トップの座は譲らず。その後2番手はカーペンターに入れ替わり猛追されたが0.0399秒差でトップを守りきり、第3戦バーバー以来となる2019年シーズン2勝目を飾った。
■2019インディカー第15戦ゲートウェイ 決勝結果(編集部計)
Pos.No.DriverTeamEngLaps130佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH248220E.カーペンターエド・カーペンター・レーシングC248314T.カナーンA.J.フォイト・レーシングC248419S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH248522S.パジェノーチーム・ペンスキーC248659C.デイリーカーリンC24872J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC248828R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH248988C.ハータハーディング・スタインブレナーH2481098M.アンドレッティアンドレッティ・ハータ・オートスポートH2481110F.ローゼンクヴィストチップ・ガナッシH248125J.ヒンチクリフアロウ・シュミット・ピーターソンH2471327A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH2471426Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH2471523C.キンボールカーリンC247167M.エリクソンアロウ・シュミット・ピーターソンH247174M.レイストA.J.フォイト・レーシングC2461815G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH2261918S.ブルデーデイル・コイン・レーシングH189209S.ディクソンチップ・ガナッシH1362121S.ピゴットエド・カーペンター・レーシングC1312212W.パワーチーム・ペンスキーC52