MotoGP第12戦イギリスGPの予選がシルバーストン・サーキットで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したマルク・マルケス、バレンティーノ・ロッシ、ジャック・ミラーが会見に登場。予選を振り返った。
■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(予選ポールポジション)
「ポールポジションを獲得できてうれしいよ。木曜の会見で話したように、何がどうなるかわからなかった。毎年苦戦もするからね。けれど、フリー走行1回目を走り出して、今年はいけると思ったんだ。そして、僕はここ(ポールポジション)にいる」
「今年は路面が新しくなった。僕たちはバイクについて、今週末、いい方向に作業できている」
「予選では、いい戦略を採ることができたね。セカンドアタックではみんなが(誰かの後ろにつこうとして)待っていた。スクリーンをチェックしたら、みんなが僕の後ろについているってわかったんだ。それで待って、待って、待って……、最後にアタックできた。いいラップだったね。(ポールポジションは)明日に向けて、とても重要だよ」
■バレンティーノ・ロッシ/モンスターエナジー・ヤマハMotoGP(予選 2番手)
「金曜の時点で、いいペースがあると感じていたよ。プラクティスの間、僕たちはうまくバイクを改善していった。それに、フリー走行4回目では力強い走りができた」
「今日の予選はとても重要だった。というのも、もし表彰台を目指して争おうと思ったら、最低でも5番手か6番手からスタートしなければならないからね」
「予選はちょっと奇妙だったよ。最初のアタックを終えてみると、バックストレートでみんなが待っていたんだ。僕も後ろにつかれたくなくてスローダウンしたけれど、僕のタイヤは1回限りのアタックしかできないと知っていた。結局マルクとジャック(・ミラー)と一緒に走ることになったね」
「とにかく、最後のアタックはすばらしいものだったと思う。とても楽しんだよ」
■ジャック・ミラー/プラマック・レーシング(予選 3番手)
「フリー走行3回目ではちょっとした技術トラブルがあった。フリー走行1回目でミディアムタイヤをチェックしてあまりいい感じではなくて、ソフトを選んで走ったんだけどね」
「まあ、今日はとてもいい日だったと思うよ。(予選では)セカンドバイクに乗ったんだけど、これが古いシャシーだったんだよね。とにかく、(明日のレースに向けて)すごく自信はあるよ」