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2020年卒学生が内定を承諾したポイント1位は「社員の人柄や雰囲気」

2019年08月24日 10:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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大学生を対象にしたキャリア教育支援を行うNPO法人エンカレッジは8月17日、2020年度に卒業予定の全国の大学生/大学院生を対象に「6月時点での就職活動の状況について」のアンケート調査の結果を発表した。

調査はRECCOOと共同で6月8日~15日に実施。旧帝大、早慶上智、GMARCH、関関同立などを中心にした2020年卒の学部生・大学院生483人から回答を得た。

大学3年の夏前から動き出した人が過半数以上

現在の就職活動の状況を聞くと、59.2%が「終了した」と回答した。「選考を受けている」という人は24.8%だったが、その他には「選考は終えたが複数の内定先で迷っている」(9.1%)、「エントリーを増やしている」(5.4%)という人もいた。

就活を開始した時期で最も多かったのは大学3年・修士1年の6~7月(28.6%)。それ以前から動き出していた学生を含めると56.1%で、半分以上の20卒学生が夏前から動き出していた。

内定承諾をした学生にその決め手を聞いたところ、1位「社員の人柄や雰囲気が合う」(32.2%)、2位「希望の業務ができる」(17.1%)、3位「会社のビジョンに共感している」(13.6%)となった。「社員の人柄や雰囲気」や「会社のビジョン」を示したり、業務の実情を伝えたりして自社理解を促すことが企業に求められているようだ。