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服部茂章率いるHRE、NASCARエクスフィニティ第22戦にスープラで参戦。実質的初戦でトップ10入り

2019年08月23日 17:12  AUTOSPORT web

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ブリストルは1周0.533マイル(858m)のショートオーバルで、最大バンク角は28度。路面はコンクリートで滑りやすく、セッティング、ドライビングとも高い能力が求められる難易度の高いコース。コーションも多い。ここで上位フィニッシュできたことはチームとしても自信につながるはずだ。
8月16日にブリストルで行われたNASCARエクスフィニティ第22戦に服部茂章氏率いるHREがトヨタ・スープラで参戦。トヨタ勢最上位となる7位でチェッカーを受けた。

 2019年シーズン開幕戦からNASCARエクスフィニティシリーズに登場したスープラ。2018年の“トラックシリーズ”で日本人のチームオーナーとして初めてシリーズチャンピオンとなったHRE(Hattori Racing Enterprises)も第16戦デイトナからスープラでのスポット参戦を開始。

 プラクティスでの予選シミュレーションでは10番手前後のまずまずのタイムをマークし、決勝レースでは上位争いも期待されていたが、予選で不可抗力のトランスミッションのトラブルに見舞われ、決勝の出走なしという結果に終わっていた。

 HREとして今季2回目のエクスフィニティ参戦となった第22戦ブリストル(現地8月16日19時30決勝スタート)には、エクスフィニティでの経験もあるティミー・ヒルを起用。プラクティス1は24番手、プラクティス2は23番手、予選は21番手と全体では中団グループのタイムだったが、決勝レースではステージ1で20番手、ステージ2で16番手に上がると、最終的にトヨタ勢最上位となる7位でチェッカー。HREとして実質的なスープラでの初戦をトップ10フィニッシュというリザルトで終えた。

 今季はあと数戦、スープラでエクスフィニティに出場する予定のHREとしては、上位で戦える見込みが立ったと言えそうだ。