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映画『惡の華』佐伯役・秋田汐梨の場面写真 伊藤健太郎「胸に刺さった」

2019年08月23日 12:20  CINRA.NET

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『惡の華』 ©2019 映画『惡の華』製作委員会
押見修造原作の映画『惡の華』の場面写真が公開された。

9月27日から公開される同作は、シャルル・ボードレールの『惡の華』を心の拠り所にしている地方都市の中学2年生・春日高男がクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を盗んだことを問題児の仲村佐和に目撃され、そのことを秘密にする代わりにある「契約」を持ちかけられる、というあらすじ。仲村からの変態的な要求に翻弄され、アイデンティティが崩壊していく主人公・春日役を伊藤健太郎、彼に執拗につきまとう仲村役を玉城ティナ、春日が片思いをする佐伯役を秋田汐梨、春日と交流を深める常磐文役を飯豊まりえが演じる。監督は井口昇、脚本は岡田麿里。

今回公開されたのは、秋田汐梨が演じた佐伯奈々子が喜怒哀楽をあらわにした場面写真。2003年生まれの秋田は撮影時15歳で、メインキャスト4人の中で唯一現役の学生だったという。井口昇監督は秋田についてオーディションの際を振り返り、「候補の中でもスバ抜けて演技力があった。皆さんかわいい演技は出来るものの、ちょっと怖い、ダークな芝居ができる子は秋田さんしかいなかった」とコメント。春日役の伊藤健太郎は秋田について「たとえセリフであっても『ガッカリした』と言われた時はリアルに傷つくくらい胸に刺さった」、押見修造は「本物だけが持つ迫力みたいなものを感じました」とそれぞれ賛辞を送っている。