毛髪クリニック リーブ21は8月20日、「全国薄毛リスク調査2019」の結果を発表した。調査は今年7~8月にネット上で実施し、20代以上の男女各都道府県50人ずつ計2350人から回答を得た。
抜け毛や薄毛などの「脱毛」が進んでいると思った人は44.2%。最も「薄毛が進んでいない」と感じている都道府県は「香川県」で、2位が「和歌山県」、3位が「長野県」となった。一方、「薄毛が進んでいる」と感じているのは、1位「愛知県」で、以降「長崎県」「高知県」と続く。
SNSなどで爆発的に情報があふれることも「薄毛・脱毛の一因」?
同社は、薄毛の悩みを持つ人が2015年の調査から増加傾向にあるとし、
「現代の日本は、高齢化や女性の社会進出などの社会的背景に加え、スマホ、SNSなど、身の回りに爆発的に情報があふれてきていることも『薄毛・脱毛の一因』になっているのかもしれません」
とコメントしている。将来薄毛になることを気にしている人は44.9%で、最も気にしているのは「滋賀県」、以降「岐阜県」「山形県」と続く。一方、最も気にしていないのは「石川県」で、次いで「神奈川県」「香川県」と続く。
いまの髪の状態に満足している人は22.4%に留まり、最も満足しているのは「香川県」。次いで「京都府」「茨城県」となる。満足していない人は35.4%で、上位3つは「高知県」「福島県」「埼玉県」と続く。
しかし、ヘアケアにかけるお金は月1000円未満が75.7%。同社は「安価な市販品は石油合成系の界面活性剤を含んでいるものが多い傾向があり、かえって頭皮にダメージを与えてしまう危険性も」と指摘する。
なお、普段の生活で強いストレスを感じると言う人は69.4%で、1位は「宮城県」。以降「北海道」「島根県」と続く。最もストレスを感じている人が少なかったのは「三重県」で、2位以降は「東京都」「奈良県」となった。