米シリコンバレー拠点の新興車メーカーDrako Motorsが、同社初の製品となる電気自動車「GTE」を発表した。モーターを4基搭載し、総出力1200馬力のスーパーカーだ。
25台限定で生産される見込みで、お値段も125万ドル(約1億3000万円)~とかなりのハイスペック。
・最高速度は時速330キロスーパーカーにはかなりのパフォーマンスが求められる。近年、電気自動車(EV)の技術が向上したことで、老舗メーカーだけでなく新興メーカーもEVスーパーカーを開発しているが、GTEはその先端をいくものとなる。
4基のマグネットハイブリッド同期モーターを搭載し、トルクは6500ft-lbs。トップスピードは時速330キロとなっている。加速性能は現段階では不明。
・DC急速充電に対応また、航続距離もまだ明らかにされていないが、バッテリーが90kWhであること、モーター4基を搭載することを考えると、さほど長くはないかもしれない。
ただ、その点を補う意図があるのか、150kW DC急速充電には対応するとしている。
パフォーマンス以外には、デザインも特徴だ。長いノーズといい、一見スポーツカーのようだが、実は4人乗り4ドアのセダン。フィスカーの「カルマ」をベースに設計されているという。
性能、デザインの両面で車好きを魅了する1台となりそうだが、125万ドルというのは多くの人にとって非現実的な価格設定。25台限定生産ということも手伝って“ドリームカー”となりそうだ。
Drako Motors
(文・Mizoguchi)