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新カラーイメージは“海苔”。『レクサスLC500』特別モデルが北米で100台限定発売へ

2019年08月19日 18:01  AUTOSPORT web

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海苔をイメージしたスペシャルカラーリングがほどこされたレクサスLC500 インスピレーションシリーズ
レクサスが放つ“インスピレーションシリーズ”の第4弾が8月14日に発表された。2020年バージョンとして登場した同シリーズ最新作の対象モデルは『LC500』。そのエクステリアカラーには“ノリ(海苔)・グリーン・パール”が採用されている。

 LC500はトヨタのラグジュアリーブランド、レクサスのフラッグシップクーペであると同時に、モータースポーツではスーパーGT GT500を戦う車両のベースモデルにもなっている高級スポーツクーペだ。

 そのLC500がインスピレーションシリーズの対象車に選ばれたのは今回で3回目。同モデルとシリーズのデビューイヤーとなった2017年に“ストラクチュラルブルー”のLCが登場すると、2年後の2019年には“フレアーイエロー”をまとった特別モデルが発売されている。

 シリーズ第4弾となった2020年モデルは、これらのビビッドカラーとは一線を画した“和”を思わせる落ち着いたものに。海苔がイメージテーマとなったニューカラーの絶妙な色の濃さと独自の色合いが、ラグジュアリークーペの上品さをより高めるとともに、足元の21インチツートーンホイールがLCの持つエレガントなスタイルを一段と引き上げている。

 インテリアはビスポーク・サドル・タンとブラックアンバーのツートーン仕上げとなっており、ステアリングやダッシュボード、センターコンソールにブラックレザーが用いられた。

 対して、限定モデル専用色のシート用レザーにはレクサスがラインアップするなかでもっとも柔らかく、最高級品となるアニリンレザーが採用され、ドアサイドパネル部ではシートカラーに比べてやや暗い色合いのアルカンターラがブラックレザーと組み合わされた。

 限定モデルの仕上げとなるのは、見る度にリミテッドエディションであることを思い出させてくれるカスタム・シルプレートだ。このプレートの加工には幾何学的なデザインが施されたブレーキランプと同様に、レーザーカット技術が用いられている。

 5.0リットルV8エンジンと10速オートマチックトランスミッションを搭載するレクサスのラグジュアリークーペのなかで、より多くの特別感を味わえる“インスピレーションシリーズ”最新作は、アメリカで限定100台が販売される予定。価格は2019年秋の発売日間近にアナウンスされるという。