トップへ

年収1000万円以上の転職に成功した人の特徴 「問題意識に基づいて目標設定できる」「関係者の調整能力がある」

2019年08月18日 08:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

エン・ジャパンは8月9日、「年収1000万円以上の求人」に関するアンケート結果を発表した。調査は今年7月、同社のサービス「ミドルの転職」上で実施。転職コンサルタント173人から回答を得た。

年収1000万円以上の求人が「増えている」と答えた転職コンサルタントは20%。最も多かったのは「どちらかといえば増えている」(36%)で、「どちらかといえば増えていない」(22%)、「増えていない」(22%)という結果になった。半数を超える56%の転職コンサルタントが、年収1000万円以上の求人数増加を実感していた。

1000万円以上の求人が増えている業界は「IT・ネット」「メーカー」

さらに「年収1000万以上の求人は増えている(増えている、どちらかといえば増えている)」と回答した人に、具体的なトレンドを聞いた。増加していると感じる業種1位は「IT・インターネット」で63%、2位が「メーカー」で49%だった。職種1位は「経営・経営企画・事業企画系」で68%となっている。

年収1000万円以上の求人で転職に成功した人たちに共通していた仕事の能力についても聞いた。1位は「問題意識に基づき、課題や目標を設定する能力」(53%)、2位は「立場や価値観の違う社内外の関係者を調整する能力」(47%)、3位は「自分の見解やビジョンを周囲に伝え、動かす能力」(42%)だった。

同社の転職コンサルタントは「年収1000万円を目指すミドルへのアドバイス」として、自分の経験値を客観視し、募集求人に対する即戦力度合いを考えることや、売り時をしっかり見極めること、コミュニケーション能力、部下の指導能力等の人間性を大切にしていくことを挙げている。