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2人の少女の「凶暴な友情」 映画『サラブレッド』ポスタービジュアル公開

2019年08月15日 19:40  CINRA.NET

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『サラブレッド』ポスタービジュアル ©2019 Universal Studios. All Rights Reserved.
映画『サラブレッド』のポスタービジュアルが公開された。

9月27日から公開される同作の舞台は、アメリカ・コネティカットの上流階級の世界。長年疎遠だった幼なじみの少女アマンダとリリーが再会し心を通わせていくなかで、やがてリリーと不仲だった継父の殺害を計画するというあらすじだ。強烈な個性のせいで社会からのけ者にされていたアマンダ役に『レディ・プレイヤー1』のオリヴィア・クック、名門校に通うリリー役に『スプリット』のアニャ・テイラー=ジョイ、2人が殺害を依頼するドラッグの売人ティム役に同作が遺作となったアントン・イェルチンがキャスティング。

ポスタービジュアルには「凶暴な友情」「三つの秘密、二つの裏切、一つの事件が絡み合うスタイリッシュ・サスペンス」というコピーと共に、ソファーに座るアマンダとリリー、反転した世界で屋敷に佇むティムの姿が写し出されている。

同作が映画の監督、脚本デビュー作となるコリー・フィンリーは「この数年間、ある会話劇が私の頭の中を席巻していました。その会話は、コネティカット州の郊外に住む二人のティーンエイジャーの口から発せられる事になりました。そのうちの一人の主人公アマンダは、自分にはあらゆる人間の感情が無いという確信を持ち、感情を持っているように見せかけながら生きてきました。もう一人の主人公リリーは、一見すると敏感で社会に上手く順応しているように思えますが、実は途轍もなく大きな衝動的感情を隠し持っています。その感情が発露すれば、思慮分別は全て消え去り、周りからの評価は一転してしまうでしょう。彼女達のこんがらがった友情がこの物語の軸となりました。『サラブレッド』は、元々は舞台劇を想定していたんです」とコメント。