NTTドコモOBのドワンゴ、夏野剛社長が8月14日、ツイッターで古巣のドコモに対して不満をもらした。夏野社長は海外滞在中にiPhoneXSを失くした。携帯回線のほか、クレジットカードや銀行カードを止め、遠隔でiPhoneのデータも消して帰国したが、
「先程ドコモショップでSIMの再発行をお願いしたら、最速で17:30になると言われた」
と明かす。投稿をしたのは12時半ごろ。SIM再発行まで5時間程度要するという。銀座のドコモショップで言われたそうだ。
「SIMの再発行なんて時間もかかるわけない」「なんかほんと悲しい」
夏野社長は、ドコモの対応について、
「SIMの再発行なんて時間もかかるわけないし、盗難とか紛失の窓口は普通分けるだろ。携帯回線の重要性をウリにして商売しているのに、再発行で半日以上待たせるのを当たり前と思う感覚がすごい」
と批判。自身がiPhoneをなくしたことについては「どうせ無くしたお前が悪いと袋叩きにあうだろうが、ヨーロッパはスリ多いし、オレだって今までなかった」とこぼした。
ドコモでは、電話機の紛失・盗難などによってサービス利用を一時中断した場合、電話でサービス再開を申し込むことができる。しかしSIMカード(ドコモUIMカード)を再発行する場合はドコモショップへの来店が必要となる。事前に来店予約を行うこともできる。
ツイッターのコメント欄では「他にも待ってる人はいるし窓口や人員には限りがある」「朝イチから行けばよかったのでは?」という声や「ドコモユーザー続けてるところに情を感じる」という感想も上がっていた。