『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』が11月からWOWOWプライムで放送される。
同作は、麻見和史の著書をもとにしたクライムサスペンスドラマ『殺人分析班』シリーズの第3弾で、警視庁捜査一課十一係の刑事・如月塔子が猟奇殺人事件に挑む姿を描く作品。如月塔子が信頼する先輩刑事・鷹野秀昭の公安部への異動が迫る中、ある資産家宅で「青い花」が生けられた遺体が発見され、次々と起こる殺人事件と犯人に警視庁と殺人分析班が翻弄されていくというあらすじだ。
主人公の塔子役を、シリーズ第1弾『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』、第2弾『連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班』に続いて木村文乃が演じる。監督を両作の内片輝が続投。脚本を穴吹一朗が手掛ける。今回はドラマオリジナルキャラクターである法医学者の相羽町子というキャラクターが登場するほか、全編4K-HDRで映像化される。
木村は3度目となる塔子役への起用について「こうして喜びと闘志を感じられるのも、待っていて下さった皆様のお陰様だと言うことを胸に、塔子の新たな葛藤と成長をお届けしたいと思います」とコメント。第3弾『蝶の力学』について「海外にも負けない質感と、地上波では出来ない展開で見て下さる皆さんにサプライズを贈れたらと思っています」と語っている。
また原作者の麻見和史は「木村文乃さんの演技を楽しみにしています。また、原作小説はシリーズの中でもミステリー要素の濃い作品ですので、謎解きシーンにも期待したいと思います」と述べている。
あわせて、『WOWOWオリジナルドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」』に木村文乃が出演することも発表された。10月6日からWOWOWプライムおよびTSUTAYAプレミアムでスタートする同作は、『連続ドラマW 石の繭 殺人分析班』の前日譚で、殺人事件をきっかけに野木直哉と名前を変えた八木沼雅人が殺人鬼「トレミー」になるまでを描いたもの。殺人事件の犯罪計画を企てていた八木沼が塔子に初めて接触するシーンが登場するという。
■木村文乃のコメント
・3度如月塔子を演じることが決定した際の気持ち
「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」から「連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班」を経て4年経った今、殺人分析班のメンバーが1人も欠けることなく集まって下さいました。
こうして喜びと闘志を感じられるのも、待っていて下さった皆様のお陰様だと言うことを胸に、塔子の新たな葛藤と成長をお届けしたいと思います。
・『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』に期待すること
それぞれの部署が誇りとプライドを持って妥協することなく挑みます。
海外にも負けない質感と、地上波では出来ない展開で見て下さる皆さんにサプライズを贈れたらと思っています。
・スピンオフ作品『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』が生まれたことについて。
こんなに愛されたのも、トレミーを演じた古川雄輝さんのお人柄もあってのことだと思います。
・視聴者へのメッセージ
お待たせいたしました!
3度目の、重く熱い夏がやってきました。
皆さんの応援に背中を押していただいて、良い作品に出来るよう最高のスタッフ陣と共に邁進して参ります!
■麻見和史のコメント
・「蝶の力学 警視庁殺人分析班」のドラマ化が決定したときの印象
以前制作された「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」「連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班」では、如月塔子が苦戦しながらも刑事として成長する姿が描かれました。今回は映像化の第三弾です。塔子は直観を活かした捜査を行うのか、それとも先輩・鷹野に負けないような鋭い推理を見せてくれるのか──。木村文乃さんの演技を楽しみにしています。また、原作小説はシリーズの中でもミステリー要素の濃い作品ですので、謎解きシーンにも期待したいと思います。