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西武所沢店がショッピングセンターとして全館リニューアル、専門店を大幅導入

2019年08月13日 12:22  Fashionsnap.com

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イメージパース Image by: そごう・西武
西武所沢店が今秋、専門店複合型ショッピングセンターとしてリニューアルする。9月から段階的にオープンし、11月(一部は2020年3月)に完了する予定。そごう・西武は、百貨店と専門店を融合させた店舗運営に取り組んでいくとし、同店を郊外店舗の新しいオペレーションモデルと位置付ける。
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 西武所沢店は、2017年5月に食品フロアの二層化を完成。今回は上層階を中心に全面改装する計画で、百貨店ならではの食やビューティー、ウィメンズファッションのラインナップを残しつつ、専門店を大幅に導入し、ハイブリッド型のショッピングセンターを目指す。ショップ数は計120ショップで、そのうち50ショップが新規オープンする。
 食品では地上1階に人気のタピオカミルクティーを提供するカフェ「TEA18」などが並ぶフードホールを新設。2階(2019年11月~2020年3月オープン)には「M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス)」や自然派コスメをはじめとするビューティーブランドを集積し、改装前の15ブランドから25ブランドに拡充するほか、新たに施術系ビューティーテナントを誘致する。3階ではファッションや雑貨を展開。4階~7階(2019年9月~11月オープン)には「無印良品」や「ロフト」「ジンズ(JINS)」「エービーシー・マート(ABC-MART)」「ユザワヤ」といった大型衣料専門店や大型雑貨店、ペット店などが揃い、6階に家電専門店を導入。5階には子連れの家族が休めるよう約130平方メートルの広々とした休憩スペースを設ける。8階(2019年11月オープン)はダンスや歌、英語の表現を学べる劇団「ユースシアタージャパン」による店舗やレストランゾーンといった目的来店型コンテンツで構成する。
 改装に向けた広告ヴィジュアルには、地元所沢で愛される埼玉西武ライオンズから山川穂高選手を起用した。
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