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スーパーGT:SUGO公式テスト2日目はまたもKEIHIN NSX-GTが最速。GT300はHOPPY 86が首位

2019年08月11日 20:11  AUTOSPORT web

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スーパーGTSUGO公式テストの2日目最速となったKEIHIN NSX-GT
8月10~11日の2日間の予定で行われたスーパーGT公式テストは8月11日、スポーツランドSUGOで2日目の走行が行われた。午前は曇天の下ながらドライのセッションとなったものの、午後は走行開始前から雨が降り出し、ウエットコンディションとなった。GT500クラスは初日に続きKEIHIN NSX-GTが、GT300クラスはHOPPY 86 MCが2日目のトップタイムをマークした。

 テスト2日目を迎えたこの日のスポーツランドSUGOは曇天。今回の公式テストでは今までになかったパターンとして、2日目午前のセッション3をクラスごとに分けて走行することになった。まず8時15分にスタートしたGT300のセッション3では、曇り空の下で走行が重ねられていく。セッション途中に31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTがストップしたため赤旗中断になったものの、それ以外は赤旗なく走行が続いた。

 GT300クラスのセッション3では、SUGOを得意とするGT300マザーシャシー勢がワン・ツーを占めた。トップとなったのは、佐藤公哉が1分18秒307をマークしたHOPPY 86 MC。次いで、第5戦富士で2位表彰台を獲得した埼玉トヨペットGB マークX MCが、吉田広樹がマークした1分18秒759で2番手につけている。3番手には、谷口信輝が1分18秒903をマークしたグッドスマイル 初音ミク AMGとなった。

 20分間のインターバルを経て、10時35分にスタートしたGT500クラスのセッション3では、前日もトップタイムをマークしたKEIHIN NSX-GTが、3セッション連続となるトップタイムをマークした。セッション3では塚越広大が1分10秒828をマークしている。2番手にはWedsSport ADVAN LC500が、3番手にはARTA NSX-GTが続いた。

 オープンピットを挟み、14時15分にスタートしたセッション4は、セーフティカー訓練から行われていったが、走行開始前から雨が降り出してしまい、ウエット宣言が出される。後半に向けて少しずつ雨脚も強まるなか、途中WedsSport ADVAN LC500がストップしたため赤旗も出されている。

 セッション終盤は雨のなか走行を切り上げるチームもあったが、GT500クラスでトップタイムをマークしたのは、山本尚貴が1分19秒343をマークしたRAYBRIG NSX-GT。2番手にはKEIHIN NSX-GTが1分19秒525で続き、好調のまま公式テストを終えた。3番手にはMOTUL AUTECH GT-Rが、4番手にはカルソニックIMPUL GT-Rと、ニッサンGT-R勢が続いている。

 GT300クラスは、ARTA NSX GT3を駆る福住仁嶺が1分27秒535をマークし首位に。31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTが2番手、K-tunes RC F GT3が3番手、埼玉トヨペットGB マークX MCが5番手とブリヂストンタイヤ装着車が上位につける結果となった。Hitotsuyama Audi R8 LMSが4番手となっている。