又吉直樹の小説『人間』が、10月10日に刊行される。
『火花』『劇場』に続く新作となる『人間』は、昨年9月から毎日新聞夕刊で連載されていた長編小説。東京で漫画家の夢に破れた男が、38歳の誕生日を迎え、かつて同世代の仲間と過ごした日々を振り返りながら、青春の後も続く人生の残酷さや救済を描いた作品だ。
同作の発売決定を記念して、本日8月9日から大阪・なんばグランド花月、東京・ヨシモト∞ホールほか全国よしもと系の劇場、ショップ、一部書店ほかで特製うちわを配布する。先着順、なくなり次第配布終了となる。
■又吉直樹のコメント
変な話だが、自分が小説を書くことになるなんて想像もしていなかった子供の頃から、この物語の断片を無意識のうちに拾い集めていたような気がする。