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お盆休みナシで虚無の人たち「休み直前に一方的に発注してくる人がいる」「サービス業は国民と見なされていない」

2019年08月10日 09:40  キャリコネニュース

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今年のお盆休みは8月10日から9連休という人も少なくない。旅行や遊びを楽しみにする人がいる一方で、お盆休みがない人からは不満や勤務先への怒りの声が寄せられている。キャリコネニュース読者から寄せられた本音を紹介する。

販売・サービス業で働く20代男性は、休み中も10時~23時で連勤の予定だ。男性は「かき入れ時なので仕方ないですが」と納得しつつも、

「本部は休日休み(笑) 現場をサポートする為の本部のはずなのに休み(笑) 本部要らなくね?」

と本部の対応に怒りをあらわにしている。同じく販売・サービス業で働く40代男性も、「世の中は盆休みが蔓延しており、客が多く来るから」と休めない。別の時期にまとまった休みがとれるわけでもなく、「サービス業は国民と見なされていない気がします」と綴った。

「お盆休みが制度として存在しない」「時期をずらした休みも認められない」

勤務先にお盆休みの概念がないことへの不満も目立つ。管理・事務職の30代男性は、取引先のほとんどが休みなので特に仕事はない。しかし、「お盆休みが制度として存在しないため、出社せざるをえない」という。同じく管理・事務職の40代女性も、

「会社自体に連休設定がない。ずらしての休みが有る訳でもない。GWも正月休みももちろんない」

と、従業員を休ませない体制にいら立ちを隠せない。

販売・サービス業の20代女性は、年中無休の店舗で働いている。仕事の特性上、長期休暇中の出勤には不満はないが、「時期をずらした休みも認められない」ことには納得いかない。女性は、

「この職場で働き始めてから、3連休以上の休みはなく、数か月に一度ある2連休が非常に嬉しいです。家族とも友人とも休日は合わず、唯一ある休日は一人で過ごすしかない。この状況がとても悲しい」

と明かす。職場は人手不足のため、辞めたくも辞められない状況だ。

「振替休みもないから、お盆休みの一般企業が本当に羨ましい」

お盆休みは国が決めた休みではないため、取引先が営業していることから出社せざるをえないケースもある。クリエイティブ職の20代男性もそんなひとり。休み直前になって発注する人がおり、「事前に何の知らせもなく一方的に仕事を投げてくる」ようだ。

「こちらが休みたいと思っても、平気な顔して仕事を出してくる人がいる。そもそも発注側もこっちが休みっていうの知って仕事を出しているかもしれないのに、わざわざその休み潰してまで早めに納品したいか?」

お盆の時期の仕事の依頼は、相手先の休み状況を確認した上で行う方が、今後の関係も悪化しないのではないだろうか。

薬局勤務の20代女性も、近くのクリニックが開いているため休みがとれない。「振替休みもないから、お盆休みの一般企業が本当に羨ましい」と不満を漏らしている。

キャリコネニュースで引き続き、「お盆休み」や「働き方改革の弊害」に関するアンケートを募集しています。