ABBフォーミュラE選手権でBMW i アンドレッティ・モータースポーツのエースを務めたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが2018/2019の“シーズン5”限りでチームを離脱することに合意。来るシーズン6に向けては、アンドレ・ロッテラーのシートが空席となったDSテチーターへの移籍が濃厚とみられている。
電動モータースポーツを中心に扱うウェブサイト、E-racing365によれば、ダ・コスタは2018/19シーズン最終戦となったNew York City E-Prix開催期間中とその数週後に、何度かアドバイザー同席のもとで、この中国系チームの関係者と顔を合わせていることが伝えられており、早くから来季に向け新チャンピオンとのタッグ結成が取り沙汰されていた。
BMW i アンドレッティ・モータースポーツが7月末にスペインのカラファトで実施したプライベートテストにはすでにダ・コスタの姿はなく、チーム初年度シーズンをともに戦ったアレクサンダー・シムスと、GEOXドラゴンに所属していたマキシミリアン・ギュンターが『BMW IFE.18』のステアリングを握っていた。