2019年08月09日 16:11 リアルサウンド
窪田正孝が主演を務めた三池崇史監督最新作『初恋』が9月27日より全米先行公開されることが決定し、あわせて全米プロモーション用のインターナショナルトレーラーとビジュアルも公開された。
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第72回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出された本作は、原作なしのオリジナル作品で、三池監督初のラブストーリー。希有の才能を持つプロボクサー、葛城レオ(窪田正孝)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けしたことから、人生の歯車が狂い、アンダーグラウンドの世界で濃密な一晩を過ごすことになる。
大森南朋、染谷将太、内野聖陽、小西桜子、ベッキー、村上淳、塩見三省の出演も決定している。
公開されたインターナショナルトレーラーでは、窪田がボクシングに挑む姿や銃を構えるシーンがアクションシーンとともに描かれている。
全米での公開を手がける配給会社WELL GO USA ENTAERTAINMENT、三池監督、ジェレミー・トーマスプロデューサーからはコメントが寄せられている。
さらに、9月5日から15日にかけてカナダで開催される第44回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門への出品も決定した。日本での公開は2020年2月となっている。
コメント一覧
WELL GO USA ENTAERTAINMENT
三池崇史は世界の映画監督の中で、最もエキサイティングなフィルムメーカーのひとりです。彼の新作映画『初恋』は、彼ほどのキャリアがありながら、挑戦的でとても興味深く刺激的で世界各国の観客は圧倒されることでしょう。『初恋』はチャン・イーモウ監督最新作『SHADOW/影武者』やイ・チャンドン監督最新作『バーニング 劇場版』と並んでアメリカでも話題となるでしょう。
三池崇史監督
いや、驚きました。日本に先駆けて全米で公開とは……。
アメリカの観客にとって『初恋』は、『ダンボ』とか『アラジン』とかと同じに見えるのだろうか? ま、確かに歌舞伎町の『ライオン・キング』と言えなくもないかな。ま、腹を括って、日本の<恋愛映画>がどこまで通用するか見てみましょう。
ジェレミー・トーマス(プロデューサー)
全世界の配給会社や映画祭にこの映画が認められたことは、世界中の映画ファンにとって三池監督の洗練されたスタイルとテーマが人気であることを再認識しました。 (文=リアルサウンド編集部)