インド映画『ガリーボーイ』が10月18日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。
ゾーヤー・アクタルがメガホンを取った同作は、インドのラッパーNaezyの実話をもとにした作品。インドのスラムで生まれ育った青年ムラドがラップと出会ったことをきっかけに人生が一変し、フリースタイルラップの大会で優勝を目指すというあらすじだ。ムラド役にランヴィール・シンがキャスティング。プロデューサーはNas、字幕監修はいとうせいこうが務めた。原題は『Gully Boy』。
9月5日と6日にはアクタル監督が初来日。5日には監督が登壇するジャパンプレミアが実施される。チケットの販売は8月10日24:00からスタート。詳細は新宿ピカデリーのオフィシャルサイトで確認しよう。
アクタル監督は「特に90年代のヒップホップ音楽が大好きです。(モデルとなったラッパー)Naezyは自分のラップを通して実体験を語っていたの。この作品の核となっているのは階級差別に対する闘いです。このテーマは、インドだけに限ったものではありません。社会の一員として私たちは抑圧をなくし、人が自分を表現できる能力を磨き、自分に自信を持って夢を追いかけることができる世界にしていかなければならないと思います。日本に行くのを楽しみにしています」とコメント。