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吉田羊、深川麻衣、稲森いずみ、平祐奈らが新キャストに 阿部寛主演ドラマ『まだ結婚できない男』

2019年08月08日 06:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『まだ結婚できない男』(c)カンテレ

 10月よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする『結婚できない男』の続編のタイトルが『まだ結婚できない男』に決定し、吉田羊、深川麻衣、稲森いずみら新キャストが発表された。


参考:阿部寛主演『結婚できない男』続編10月放送決定 「結婚していない男性を癒すようなドラマに」


 本作は、2006年7月から9月にかけて放送された阿部寛主演ドラマ『結婚できない男』から13年後が舞台の続編。53歳になった桑野信介は、偏屈さに一層磨きがかかり、相変わらず独身生活を継続中だった。人生100年時代と言われるこのご時世で、独り身を謳歌する日々。果たして、今度こそ人生のパートナーを見つることができるのか。


 発表された新キャストには、阿部演じる主人公・桑野信介が出会うさまざまな女性たちの名前が並ぶ。弁護士・吉山まどかを演じるのは、阿部とは初共演となる吉田。桑野に振り回され、いつもぶつかり合いながらも関係を深めていく役どころだ。桑野の部屋の隣に引っ越してくる謎の女性・戸波早紀役には、乃木坂46の元メンバーで女優の深川が決定。そして、カフェの店長・岡野有希江役を、阿部とは21年ぶりに共演を果たす稲森いずみが務める。桑野の姪・中川ゆみ役には、平祐奈が決定した。


 さらに、前作にも出演していたメンバーも続投。桑野の設計事務所のアシスタントで、現在は桑野と共同経営者となっている建築士・村上英治を演じる塚本高史、桑野の母・桑野育代を演じる草笛光子、桑野の妹・中川圭子役に三浦理恵子、圭子の夫で桑野の良き理解者でもある中川良雄役に尾美としのりが名を連ねた。さらに、桑野といつもケンカになる大工の棟梁役で不破万作らの出演が決定。13年前から変わらない、おなじみのメンバーも揃った。そのほか、咲妃みゆ、阿南敦子、奈緒、荒井敦史、小野寺ずる、美音らが出演する。


 7月中旬から撮影もスタートしており、阿部と初共演となる吉田は、「シリアスからコメディまで幅広く、どの役にも説得力がある。加えて、嫌な役をやっても憎まれないのは阿部さんの人間力なのだろうなと思います。キャラクターの人物造形や俳優としての在り方には共感することばかりで、今回間近で阿部さんの役作りを拝見できること、阿部さんと一緒にアイデアを出し合ってシーンを膨らますことが、とても楽しみです。桑野さんとの丁々発止のやり取りは、今作でも毎話の見どころになるかと思いますので、頭を柔らかくして頑張ります」と阿部の印象と意気込みを語った。


 また、前作の放送当時は高校生だったという深川は、「前作の大ファンだったので、その13年後のお話が描かれる今回の作品に、まさか自分も参加させていただけるなんて。出演が決まった時は、本当にうれしかったです。たくさんのファンの方に愛されている作品なので、今回新しいキャストとして参加させていただくことにプレッシャーもありますが、何より楽しみながら戸波早紀という女性を演じていきたいと思います!」と当時の作品への思いと意気込みを語った。


 そして、阿部とは21年ぶりの共演となる稲森は、「阿部さんのセリフの言い回しが絶妙で、今回も桑野さんの表情が面白すぎて…、鼻がちょっと膨らんだり、目が大きくなったり、ちょっとした表現が絶妙で、本気で笑ってしまいそうになりました。有希江は前作にもいなかった雰囲気のキャラクターになるかと思いますので、桑野さんとどうなるのかも楽しみにしていただければ」と共演の感想を語った。


 果たして、3人の女性と出会った桑野はタイトルの通り“まだ結婚できない男”のままなのか。桑野と女性たちがどう関わっていくのか、それぞれの展開からも目が離せない。


【吉田羊 コメント】
■ドラマのオファーを聞いて、率直な感想や役への意気込み
13年前、視聴者としてこのドラマを見ていたので、オファーを頂いた最初の感想は、「まだ結婚していなかったのか!」でした。根強いファンも多い桑野さんの間近にいる女性という大役が、私に務まるだろうかという不安もありましたが、毎週お茶の間をハッピーにしたこのドラマに携わりたいという思いと、何より阿部寛さんとぜひお芝居したいという気持ちが勝ちました。当時と同じスタッフさんが再集結という事もありますので、阿部さん含め、皆様の胸をお借りしながら、楽しんで作っていけたらと思っております。


■前作『結婚できない男』を観た感想や、当時の印象
「結婚できないあるある」をよくぞ次々と見せてくれるなと、本当に毎週楽しみでした。また桑野さんは、真面目にやればやるほどおかしいという、新しいタイプの主人公だなと思っていました。またそれを、二枚目の阿部さんがやるから、なおさらおかしいしい。「この桑野さんを見たいからまだまだ結婚しないで」と思っていたのは、私だけではないのではないでしょうか。


■初共演となる主演・阿部寛の印象、共演で楽しみにしていること
シリアスからコメディまで幅広く、どの役にも説得力がある。加えて、嫌な役をやっても憎まれないのは阿部さんの人間力なのだろうなと思います。インタビューを拝見しても、キャラクターの人物造形や俳優としての在り方には共感することばかりで、今回間近で阿部さんの役作りを拝見できること、阿部さんと一緒にアイデアを出し合ってシーンを膨らますことが、とても楽しみです。桑野さんとの丁々発止のやり取りは、今作でも毎話の見どころになるかと思いますので、頭を柔らかくして頑張ります。


■どんなドラマにしていきたいか、視聴者へのメッセージ
時代を令和に変えても桑野節は健在。当時見ていた大人と今回初めて見る人々が、毎週火曜に一緒にわははと笑って、あーだこーだと盛り上がってお茶の間が元気になるようなドラマを目指します! 果たして桑野さんは今度こそ結婚できるのか。はたまた、“しない”のか、乞うご期待ください!


【深川麻衣 コメント】
■ドラマのオファーを聞いて、率直な感想や役への意気込み
前作の大ファンだったので、その13年後のお話が描かれる今回の作品に、まさか自分も参加させていただけることになるなんて。出演が決まった時は、本当にうれしかったです。たくさんのファンの方に愛されている作品なので、今回新しいキャストとして参加させていただくことにプレッシャーもありますが、何より楽しみながら戸波早紀という女性を演じていきたいと思います!


■前作『結婚できない男』を観た感想や、当時の印象
当時私は地元静岡の高校生でした。個性豊かな登場人物の皆さん、そして愛らしいパグのケンちゃんに魅了されながら、ドラマの中で繰り広げられる会話ややりとりにたくさん笑わせていただいていました。見終わった後は、また1週間頑張ろう!と思えるほど、毎週とても楽しみにしていたドラマでした。


■初共演となる主演・阿部寛の印象、共演で楽しみにしていること
阿部さんと初めてご一緒させていただけることになり、本当にうれしかったです。現場で阿部さんが監督やスタッフの方々と相談しながら、1シーン1シーンを丁寧に愛情をこめて撮影されている姿を見ながら、いつも勉強させて頂いています。阿部さん演じる桑野さんから何が飛び出してくるかは本当に予想外なので、ドキドキと翻弄(ほんろう)されながらも、毎回撮影がとても楽しみです。


■どんなドラマにしていきたいか、視聴者へのメッセージ
今回、出演者の皆さんはもちろん、前作のスタッフの方々も多く参加されています。
13年の時を経て、たくさんの方の思いや期待が詰まった作品なので、前作からのファンの方はもちろん、 初めて今作を観る方にも楽しんでいただけるように。そして皆さんが毎週ホッとしたり、クスッとできる時間をお届けできるように。キャスト・スタッフ、皆さんと力を合わせて、撮影頑張ります!


【稲森いずみ コメント】
■ドラマのオファーを聞いて、率直な感想や役への意気込み
『結婚できない男』は好きなドラマでしたので、今回お話をいただいて参加できることがうれしかったです。そして、あれから13年、彼はどんな生き方をしているのだろうと、すごく興味がわきました。有希江は、とても優しい人。すごく普通の女性なんですけど、実はその普通というのは、簡単そうで難しい役どころだなと思います。役作りの方法は、私も知りたいくらいです(笑)。ただ、有希江は前作にいなかった雰囲気のキャラクターになると思いますので、桑野さんとどうなるのかも楽しみにしていただければ。


■前作『結婚できない男』を観た感想や、当時の印象
登場人物みんなを応援したくなるくらい、それぞれがいとおしいキャラクターで、日々の日常が小気味よく描かれていて、見終わった後には心が爽やかだったり、温かかったりする、そんな素敵なドラマでした。


■2回目の共演となる主演・阿部寛の印象、共演で楽しみにしていること
21年ぶりの共演です。阿部さんのセリフの間や言い回しが絶妙で、それにはまって笑いが止まらなくなってしまった思い出があります。今回も阿部さんが演じる桑野の、あの桑野節がみられるのをとても楽しみだったんですが、実際、ご一緒してみて、独特な存在感や、現場で穏やかなたたずまいは変わっていませんでした。阿部さんとのお芝居では、桑野さんの表情が面白すぎて…、鼻がちょっと膨らんだり、目が大きくなったり、ちょっとした表現が絶妙で、セリフを言いながら、本気で笑ってしまいそうになりました。


■どんなドラマにしていきたいか、視聴者へのメッセージ
温かく、ポジティブなエネルギーを心に充電できる、そんなドラマにしたいと思っています。


(リアルサウンド編集部)