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ヘンリー王子&メーガン妃“一般公募”したInstagramフォロー先、15団体が決まる

2019年08月07日 12:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

8月にフォローする15団体を発表したヘンリー王子夫妻(画像は『Duke and Duchess of Sussex 2019年8月5日付Instagram「This month we turned to you for ideas of accounts to follow featuring people, organisations and causes that you find inspiring or noteworthy.」』のスクリーンショット)
「あなたにとっての『変革の力』を教えてほしい」と公式Instagramに綴り、フォローすべきアカウントを一般公募していたヘンリー王子・メーガン妃夫妻。このほどその結果が明らかになり、夫妻が8月にフォローする15団体が発表された。

まもなくフォロワー数が1000万人に届きそうなヘンリー王子・メーガン妃夫妻のInstagramは、毎月夫妻の掲げるテーマに沿った活動を行う団体のアカウントをフォローしている。5月は心の健康、6月はLGBTQコミュニティー、7月は環境問題にスポットを当ててきた。

そんな夫妻のInstagramは8月のテーマに「変革の力」を掲げ、

「あなたにとっての『変革の力』は誰ですか?」
「8月はあなたの力を貸してください。」

と夫妻がフォローすべきアカウントを一般から公募していた。ユーザーが未来に向けて精力的に活動を行っていると思う団体を夫妻のInstagramコメント欄でノミネートし、最終的に15のアカウントに絞られると告知していたが、現地時間5日にその“結果発表”が行われた。

このたび選ばれたのは、世界中の子供達の人権保護に向け英国をベースに活動する「Plan International UK」、赤ちゃんの先天性心臓欠陥の早期発見・診断を目指す英国のチャリティー団体「Tiny Tickers」、シリア難民の心的外傷後ストレス障害(PTSD)をアートセラピーや職業トレーニングを通じて緩和する活動を行う米国の「Art of Hope」、性的虐待に苦しむケニアの子供達の救済活動に取り組む「Rafiki Mwema」、ライオンの絶滅を回避し人間との共依存を目指す「Lion Guardians」、米カリフォルニア州を拠点に必要とするすべての人に車椅子の供給を目指す「Free Wheelchair Mission」、施設に保護された犬とカリフォルニア州受刑者のマッチング活動を通じて再犯防止や動物保護に努める「Pawsitive Change Program」など15団体だ。他にも子供達の人権やメンタルヘルス向上、海洋保護などに尽力する団体が、モザンビーク共和国やオーストラリアから選ばれている。

夫妻は現地時間5日にInstagramを更新し、今回の15団体の選定について次のように綴っている。

「今月はより知名度の低い組織をフィーチャーし、その精力的な活動や舞台裏にスポットを当て、日頃あまり注目を浴びる機会のない団体による素晴らしい試みを取り上げるよう、多くの皆さんが提案してくださいました。」

「これらのアカウントを通じ、社会への還元や助け合いの精神という共通の視点からグローバル・コミュニティーを繋げる、草の根レベルでの活動を紹介しています。」

そして夫妻はノミネートしてくれた人々に感謝の意を述べるとともに、

「彼らの活動内容を学ぶことができ、またそれらを皆さんと共有できることを大変嬉しく思います!」

「これらの団体の取り組みを知り、私達1人1人がどのように『変革の力』となれるかを考える機会となることを願っています。」

と記している。

Instagramアカウントのフォロー先を“一般公募”するというこのたびの夫妻の斬新な取り組みには、当初眉をひそめる意見も少なくなかった。現在も引き続き「公募なんていいから、まずは身内のアカウントをフォローすべき」といった声が見受けられるものの、「変革の力」を発揮する団体を様々な分野から選んだ夫妻には、「これらの団体の活動内容を世界に広める、素晴らしい試み!」「さっそく彼らのアカウントをチェックしてみます」といったポジティブなコメントも寄せられている。

数々の前代未聞の取り組みで世界をザワつかせ続けるヘンリー王子・メーガン妃夫妻。次はどのような“型破り”な行動に出るのだろうか。

画像は『Duke and Duchess of Sussex 2019年8月5日付Instagram「This month we turned to you for ideas of accounts to follow featuring people, organisations and causes that you find inspiring or noteworthy.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)