今年のお盆休みは9連休という人もいるだろう。しかし、すべての人が休めるわけではない。「休みがない」と嘆くキャリコネニュース読者からの声を紹介する。やはり接客・飲食業は休めない人が多いようだ。
「コンビニ業で基本的に休みはない。アルバイトが休めば、週7勤務になる。圧倒的に人が育たない」(販売・サービス、30代男性)
「和菓子屋で販売をしており、お盆は繁忙期のため休みは一切ありません」(販売・サービス、20代女性)
ほかにも、「24時間365日交代勤務なので、全くカレンダーは関係ありません。みんなが長期で休んでる時は気持ちが落ちますし、羨ましいです」(販売・サービス、40代女性)、「介護に休みはない!」(販売・サービス、60代女性)など、常に稼働している業界からも声が寄せられた。
「有休をとろうにも、社長が『家庭持ちが優先』」「旅行に行きたい、体を休めたい」
技術職で働く40代女性は、「完全シフト制のため、お盆はもちろん、年末年始も休みなしです」と不満を漏らす。
「まとまった休みに有休をとろうにも、社長が『家庭持ちが優先』みたいな配慮をしているので、そうではない人たちは休みにくいんです」
女性はストレスをためた結果、高熱でダウン。「旅行に行きたい、しっかり体を休めたい」と悲痛な叫びを挙げている。
管理・事務職の20代男性は、「中間の締め処理と、現場応援のため休みなしです」と明かす。「締め処理は仕方ない」というが、
「応援は年中無休の現場サイドの反発を防ぐためとのことで納得いかないです。事務方はそういう扱いで悲しいです」
と現場に付き合わされる形で休みを奪われていると明かした。
消費税対応出社で「朝電車が空いてて最高!帰りは遊び帰りの人たちと一緒でげんなり」
一方、自分たちはお盆返上で働くのに、本社はしっかり休めることを知り、憤る人もいる。アパレルショップで働く40代女性は、「お店は開いていますし、1人体制なので出勤しなければないけません」という状況だ。
「2連休すら難しいのに、本社が9連休と聞いてやりきれない思いです。サービス業こそ、連休をもらえる体制にならないかといつも思います」
ショッピングモール内の飲食店で働く20代女性は、「シフト制なのでお盆全部が出勤ではない」という。しかし、
「本社の方たちは連休ですね(笑)現場が人手不足でも本社はお休みです(笑)」
と「(笑)」とあるが、明らかに怒りが滲んだ思いを綴った。
販売・サービスで働く30代男性は、「営業日数が足りない」との理由でお盆はすべて出勤だ。
「そのくせに社員旅行とかいう地獄の出費ウィークが存在します。あとは営業日に決起会とかいう名の臨時休業。アホちゃうかと…」
と呆れている。
技術職の30代男性は、10月からの消費税変更対応のため、休みがなく「人手不足で休みも取れない」と嘆く。「朝電車が空いてて最高!!」というが、「帰りは遊んだ帰りの人たちと一緒でげんなり」と記す。
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