DAOKOの新曲“はじめましての気持ちを”が、9月6日公開の映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の挿入歌に起用されることがわかった。
赤坂アカの同名漫画を実写映画化する同作は、将来を期待されたエリートが集う私立・秀知院学園に通う頭脳明晰の生徒会長・白銀御行と、文武両道で大財閥の娘である美貌の生徒会副会長・四宮かぐやが、互いに惹かれ合うも高すぎるプライドが邪魔して告白することができず、いつしか「いかにして相手に告白させるか」だけを考えるようになり、相手に「告らせる」ことだけを追い求めた恋愛頭脳戦を繰り広げる、というあらすじ。白銀役を平野紫耀(King & Prince)、かぐや役を橋本環奈が演じる。
DAOKOが映画のために書き下ろした“はじめましての気持ちを”には、サウンドクリエイター、シンガーソングライターの神山羊が参加。YouTubeでは同曲を使用した15秒スポットが公開されている。DAOKOは「『はじめましての気持ちを』は、かぐやの気持ちをイメージして歌詞を書きました。特に、原作・映画どちらにおいてもすごく印象的で心にグッとくるエピソードである花火大会のシーンの、“ドキドキの空間”にいるかぐやの気持ちをすごく考えました」とコメント。
また橋本環奈は「歌詞の中にある『数センチの距離』というワードは、かぐやと白銀の距離感や空気感が見事に表現されていて、嬉しかったです」と述べている。
■DAOKOのコメント
「はじめましての気持ちを」は、かぐやの気持ちをイメージして歌詞を書きました。
特に、原作・映画どちらにおいてもすごく印象的で心にグッとくるエピソードである花火大会のシーンの、“ドキドキの空間”にいるかぐやの気持ちをすごく考えました。歌う時もかぐやの気持ちを考え、歌詞をなぞるように歌いました。「かぐや様は告らせたい」の作品の一部として、彩りとなると良いなと思います。
■橋本環奈のコメント
「はじめましての気持ちを」は、作品の重要なエピソードでもある花火大会のシーンに本当にピッタリでした。歌詞の中にある「数センチの距離」というワードは、かぐやと白銀の距離感や空気感が見事に表現されていて、嬉しかったです。DAOKOさんの楽曲も加わって、本当に素敵で感動的なシーンになったので、ぜひスクリーンで味わっていただきたいです。
■平野隆プロデューサーのコメント
「心臓の音がうるさくて、もう花火の音は聞こえない」
これは原作コミックス5巻のかぐやの台詞ですが、私はそのシーンを目にした瞬間、実写化したいと熱く思いました。原作は、副題にあるように、天才たちが織りなす恋愛頭脳戦というコメディですが、このシーンで一気にラブの花火が打ち上がります。
脚本制作の段階でこのシーンには絶対挿入歌を入れようと思っていました。気が強いけれど実は少女のような繊細さを持つかぐやの気持ちを表現できて、若者たちの心に突き刺さるアーティスト…それはDAOKOさんしかいない、とも思いました。
DAOKOさんにもすぐに快諾いただき、出来上がった曲を初めて映像に当て込んだ時、涙するスタッフもいました
かつてこれほど素晴らしい花火のシーンがあっただろうかと思います。幻想的な曲と歌声をありがとうDAOKOさん!