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日向坂46 加藤史帆、小坂菜緒らがエピソードトークに挑戦 小籔千豊「アイドルはスベッていい」

2019年08月06日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 小籔千豊が司会を務める日向坂46の冠番組『全力! 日向坂46バラエティー HINABINGO!2』(日本テレビ系)が、8月5日に放送された。


(参考:日向坂46、『TIF』はターニングポイントに? 欅坂46ライブ初目撃から単独出演までを振り返る) 


 今回は、これからバラエティ番組に出演していきたいが、お笑いが苦手な日向坂46に、笑いの師匠・小藪がお笑いのイロハを教える「教えて小藪さん! 日向坂46 苦手なお笑いを克服したい」と題してエピソードトーク、大喜利、オリジナルギャグ、ツッコミの4項目に分けて勉強することに。


 「こやびん師匠お願いします!」と日向坂46メンバー一同がお願いすると小藪が「いじっとるやないか!」とツッコミながら企画がスタート。まずはエピソードトークに挑戦することに。最初に挑戦するのは加藤史帆。3年前にオーディションでアイドルになった加藤。それまではカメラを向けられて写真を撮られたことがなく、初めてのグラビア撮影で、口角の上げ方がわからず笑顔を作ることができなかったというエピソードを展開し「自分の中では笑ってたんですけど、笑えなくて泣きました」と小藪に語る。


 加藤は朴訥とした喋り方が売りなのであろうが、相手を笑わせたい時はもう少し声に力を入れてみては、という小藪。若手芸人のようにハキハキと喋らなくてもいいが、今の加藤の喋り方は付き合って4年目くらのカップルが行くところが無くて喫茶店で休憩している時の話し方だと説明する。そのままでは「ふーん」で話が終わってしまうので、相手を笑わせたい時は少しスイッチオンしてもいいのでは? という的確なアドバイスをもらった。これには「聞いている私たちも勉強になる!」とひな壇で座って聞いていたメンバーたちも感心しきっていた。


 続いては小坂菜緒。地元が大阪の小坂は久しぶりに帰省することに。おばあちゃんの家に行こうという話になり、電話をかけると「菜緒の好きそうなスイーツ買ってるよ」とおばあちゃんから言われ、「インスタ映えみたいなやつ?」と小坂が尋ねると「どんなハエ?」との返答が。驚き、「え?」と聞き返す小坂におばあちゃんが「だって“インスタ映え”ってハエやろ?」と勘違いがあったというエピソードを披露した。これに小藪は、色んな流派があるけど小藪流だったら「どんなハエ?」で終わるか、クレイジーな反応があればそれを足すのがいいのでは、とアドバイスした。


 富田鈴花は、本番組に参加してから握手会で「小藪さんのモノマネして」と言われることが多くなり、真似をすると「本物や!」と言われることが多く「いや偽物だよ!」とツッコんでいるというエピソードを明かした。これに小藪の厳しいダメ出しが飛ぶ。これまで富田と一緒に番組を行ってきてわかったのが「意外とビビり」ということ。スベることを恐れてビビってしまい、もう一歩踏み込めない富田。「それはタレントとしてのこれからに邪魔になると思う」とアドバイスされると、「占い師みたい……」「これなんの時間ですか!?」と慌てる。


 小藪は「アイドルはスベッていいんですよ」と諭し、今回のエピソードは、逃げた感、置きにいった感じがすると語り、自分は職業でお笑いをやっているからお客さんの雰囲気を見て言うことを選ぶが、「あなたの中の面白いと思うものを言っていいんですよ」とコメント。「ポテンシャルは高いから一歩踏み出す勇気を持って」と背中を押した。


 その後も高瀬愛奈や河田陽菜もエピソードを披露。「オチに繋がる言葉を言うのはダメ」というアドバイスをもらい、最後はメンバー全員で即興で大喜利「写真で一言」を行なった。


 次回は8月12日放送予定。ツッコミとオリジナルギャグを勉強する。(向原康太)