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北極にたった一人取り残された男のサバイバル 『残された者-北の極地-』予告編公開

2019年08月06日 09:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『残された者-北の極地-』(c)2018 Arctic The Movie, LLC.

 11月8日公開の映画『残された者-北の極地-』より、予告編が公開された。


参考:マッツ・ミケルセン、北極に取り残される 『残された者-北の極地-』ポスター&場面写真


 本作は、飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル・ドラマ。極寒の白い荒野にたった一人取り残されたパイロットのオボァガードをマッツ・ミケルセンが演じる。寒さ、飢え、そして肉食獣に囲まれた男は、その孤独が終焉をむかえたとき、待つことをやめた。極限状態の中、明日の“生”に向けた決意の旅が描かれる。


 監督を務めたのは、ブラジル出身のジョー・ペナ。製作総指揮に『ハンニバル』のマーサ・デ・ラウレンティスが参加し、『グレイテスト・ショーマン』などを手がけるジョセフ・トラパニーズが音楽を、そして『ゲーム・オブ・スローンズ』のクルーらがリアリティを徹底的に追及した。


 今回公開となった予告編からは、ミケルセンに「これまで経験した中で最も過酷な撮影だった」と言わしめた過酷さがスクリーンを通じて伝わってくる。「SOS」の文字を大地に刻み、簗で魚を捕獲し、破損したプロペラ機を活動拠点に手作業で救難信号を探る。ようやく救助に来たヘリコプターが目の前で墜落し、女性パイロットが大怪我を追ってしまう。それまで不用意な移動を避け、目の前の確実な“生”を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。そして、今回予告編のナレーションを、ミケルセンの過去作の日本語吹き替えを数多く手がけた声優・井上和彦が担当している。


 なお、ミケルセンは、9月14日、15日に開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」にて、約2年ぶりとなる来日が決定している。(リアルサウンド編集部)