2019年F1ハンガリーGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位だった。5番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたベッテルは、ファーストスティントを長くとり、70周のレースの39周目にソフトタイヤに交換し、最後まで走った。終盤までチームメイトのシャルル・ルクレールの後ろを走っていたが、68周目に前に出て、表彰台をつかんだ。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=3位
ハンガリーで苦しむだろうことは分かっていた。そのレースで表彰台に上れたことは、これから数週間、僕らにとって慰めになるだろう。
今日はライバルたちに匹敵するペースはなかった。戦略について言うと、(その時走っていた)4番手よりも上に行くため、何か違うことを試そうとした。ファーストスティントを39周目まで引き延ばした。その後、ソフトを装着し、レース終盤、シャルルよりもいいペースで走ることができた。
これからの夏休みでリフレッシュし、スパとモンツァの戦いに備えよう。このふたつのサーキットでは比較的強さを発揮できるはずだ。
SF90にはまだポテンシャルがあって、パフォーマンスを向上させる余地がある。そのために作業に取り組む必要はあるけれど、もっといい結果を出せるたけのマージンはあると信じている。