駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは7月、「東京2020大会に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は今年6月にメール配信で実施し、関東・関西・九州・東海エリアのakippaユーザー10代~70代の1107人(男性600人 女性 507人)から回答を得た。
観戦チケットを申し込んでいない人からは「金額が高すぎる」の声も
「観覧チケットを申し込んだ」という人は20%だった。申し込んだ理由を聞くと
「一生に一度の機会」
「せっかくだから生で見てみたいと思った」
といったコメントが挙がった。一方で、申し込まなかった人たちからは、「金額が高すぎる」「仕事のため行くことができない」といった金銭的、時間的理由や
「チケット抽選販売の申込までの待ち時間が長すぎる」
といった不満の声が寄せられた。申し込みサイトに人が殺到し、接続できないトラブルが発生して話題になったが、相当数の人が諦めてしまったことがうかがえる。また、申し込んだ人を男女別で見ると、男性は21.1%、女性は18.8%で大差はなかった。
若い世代では「サッカー」「バレーボール」、高齢世代では「柔道」「卓球」が人気
「一番興味がある競技」は総合1位は陸上競技(17%)、2位はサッカー(12.7%)、3位は野球(12%)、以降、4位はテニス(6.6%)5位は水泳(7%)6位はバレーボール(4.6%)、7位は柔道(3.9%)、8位はバドミントン(3%)、9位は体操(2.8%)、10位は卓球(2.6%)という結果だった。
男女別で見ると、男性の1位は陸上競技(19.2%)、2位はサッカー(17.2%)、3位は野球(13.3%)、以降、4位は水泳(5.8%)5位は柔道(5.5%)と続く。
一方、女性の1位は陸上競技(14.4%)、2位は野球(10.5%)、3位はテニス(9.7%)、以降、4位は水泳(8.3%)5位はサッカー(7.5%)だった。
男性では2位に入ったサッカーが、女性では5位になっており、サッカーの男性人気の高さがうかがえる。
年代別で見ると、若い世代ではサッカー、バレーボールなどのスポーツが人気で、高齢の世代では、柔道や卓球の人気が高かった。
「近代五種」や「陸上ホッケー」は、わずか1票しか入らなかった。投票の理由を聞くと、「学生時代にやっていたから」といったような経験者からのコメントや、「単純にすごいと思うから」とマイナー競技に対しての高い注目の声が挙がった。