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稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾は“もっている” 『ななにー』で魅せた人を惹きつける魅力

2019年08月05日 06:11  リアルサウンド

リアルサウンド

新しい地図(画像=(C)Abema TV)

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による、月に1度のレギュラー番組“ななにー“こと『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)。8月4日の第17回は、「あなたの家に生きます! 72(なに)したらいいですか?」と題して、夏(72)休み企画が放送された。釣りをしたり、観光したり、流しそうめんをしたり……3人が全国各地にいるNAKAMAと過ごす夏の思い出たち。その姿を見ながら、視聴者も思い切り夏を感じられる一夜になった。


(関連:草なぎ剛から学ぶ、小さな失敗を恐れずに大きな挑戦に挑む心意気


 3人のVTRを見ていて、さすがだと思ったのは、やはり“もってる“ということ。日傘男子の稲垣は、そのキャラクターが確立しているがゆえに、海や山など自然の中で子どもたちと触れ合うだけでも、夏休みのスペシャル感が増す。また、クールな性格ゆえに「(獲れなかったら)お店で買えばいい」などと言い出すのだが、釣りに出かければしっかりと獲物である太刀魚をゲット。虫取りに出かければ「僕の場合どうしてもメスが集まっちゃう」と4歳児には通じにくい冗談を交えながらも、最終的にはオスのカブトムシがちゃんと見つかる。


 一方、草なぎは、言葉が通じない相手とのやりとりで、鉄板の笑いを生み出す。動物園でゾウに全力で話しかけて強烈な鼻水攻撃を浴びたり、アメリカから来た女性を名古屋観光に連れ出したかと思えば、奇想天外な英会話を繰り広げたりと、自然体な魅力で笑いを誘う。そんなふうに動物や海外の方とのふれあいに、翻弄されているのかと思いきや、いつのまにかデニムや古着など、自らの大好物を見つけるという抜け目のなさも。だが、そんなふうにロケを忘れて夢中になってしまう姿も、また微笑ましいのだ。


 人懐っこい香取は、山形のアスパラ農家の収穫を手伝いに行ったはずなのに、地元の方々からの大歓迎を受けて、まさかのメロンが17個も差し入れされる事態に。もはや番組レギュラーメンバーとも言えるキャイ~ン・ウド鈴木の実家にアポなしで訪問するというサプライズも。多くの人からごちそうが続いた結果、日帰りの予定がまさかの1泊になるのも、香取らしいところ。さらに、住宅街で「本物の竹を使って流しそうめんがしたい」というリクエストでは、ホームセンターにも取り揃えていない青竹を、運良く神社の方からもらえるという奇跡が起こる。


 “もっている“という言葉は、“運がいい“という意味で使われることが多い。だが、その運を引き寄せるためには、まず「はじめまして」の人の懐にもすんなりと入る愛嬌があり、そして“誰かを喜ばせたい“という強い意思があればこそ。その先に運があって、縁が繋がり、思い出が生まれていくのだ。


 いつもの“ななにー“は、リアルタイムならではのドタバタを楽しむ印象だが、今回のように3人と一緒にのんびりとロケVTRを眺める夜も心地よい。とはいえ、生放送だからこそ感じられるハラハラも忘れないのが、“ななにー“らしさ。


 稲垣のVTRではイラチ(段取りが悪かったり、無駄なエネルギーを消費されるとイライラしやすい性格)な姿もチラ見え。編集でカットされるはずと思っていたシーンも、積極的に使っていくスタッフに、またもやイラチが発動しそうになる稲垣。そんな生のリアクションに、ニヤニヤが止まらない香取を見て、こちらも頬が緩む。


 さらには、草なぎが急にギターを抱えて登場すると、11月27日&28日に「発表会」と称して、ライブを行なうと緊急発表を始める。しかし、まだ片手に収まるほどの数しかコードしか弾けない草なぎ。「誰か助けてほしい」と、その場で共演者を募る展開に。TRICERATOPSの和田唱、MIYAVI、奥田民生と、ビッグネームに次々と生電話をかけ、出演交渉。「1000人くらい集まるところ取っちゃったんで」と拙い説明にも関わらず、いずれも好感触な返事がもらえたのも、彼の愛され力の賜物だ。


 そんなサプライズもありながら、キャイ~ン・天野ひろゆきが腕をふるったBBQや、みちょぱも大はしゃぎだった手持ち花火など、なんだか彼らと一緒に夏を楽しんだような気分になれた今回の“ななにー“。長い梅雨が明けて、ようやく本格的な暑さが始まった、この8月。当然ながら2019年の夏を楽しむなら、今この瞬間しかない。彼らのように全力で誰かとふれあい、汗をかき、そして絵日記に書き残しておきたくなる、そんな日々を過ごそうではないか。(佐藤結衣)