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シソンヌじろう、『いだてん』阿部サダヲの凄さを語る 「疾走感は阿部さんにしかないもの」

2019年08月04日 19:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『いだてん』写真提供=NHK

 毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)に出演するシソンヌじろうより、コメントが寄せられた。


参考:『火焔太鼓』『富久』『替り目』、宮藤官九郎が『いだてん』に仕掛けた“落語”を解説


 宮藤官九郎のオリジナル脚本をもとにした『いだてん』は、昭和39年の東京オリンピックまでの半世紀にわたる日本とオリンピックとの関わりを描くドラマ。阿部サダヲ演じる田畑政治が主役となった第二部が6月30日よりスタートした。


 じろうが演じるのは、田畑が勤める新聞社の同僚で、当時珍しかったスポ一ツ記者として活躍する尾高役。じろうは宮藤脚本の作品をこれまで観ており、「一度は出てみたい」と思っていたそう。大河ドラマは昨年の『西郷どん』にも出演しているが、その際は役名がはっきりとはなかったこともあり、「楽しかったし、よりやりがいがありました」と喜びを明かす。


 芸人としてだけではなく、役者としての仕事も増えてきたじろう。演技の仕事については、「すごくありがたいですね、普段経験できない現場なんで。会えない芸能人にもいっぱい会えますし(笑)。普通に演じるよりは、コミカルなものが求められて呼ばれていると思うので、そこをなんとか出来るようにと思ってやっています」とそのアプローチを明かす。


 じろうが演じる尾高は、第二部の主人公・田畑とのやり取りも多い。「阿部さんは見ていて勉強になります。荒川良々さんや皆川猿時さんなど、大人計画の方と結構仕事をすることがあるんですが、みんなやっぱり化け物なんです。なんでもない台詞をただ言うだけで面白く聞こえる人たちなんで。プラス、阿部さんはアクション性もあるじゃないですか。スピード感というか疾走感は阿部さんにしかないものだと思うので、何かしら盗めるものは盗みたいなと思ってご一緒させてもらいました」と、その共演シーンを振り返った。(リアルサウンド編集部)