2019年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは12番手だった。
アルボンがFP2でクラッシュしたため、チームはFP3に向けてマシンの修復に当たった。チームによると「幸い、見た目ほどダメージは大きくなかった」ということだ。
予選でアルボンはソフトタイヤのみを使い、Q1では1分16秒912で14番手、Q2では1分16秒687で12番手となり、予選を終えた。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
アレクサンダー・アルボン 予選=12番手
FP2でクラッシュしたことを考えれば、12番手には満足していいだろう。僕らのマシンにはQ3進出が可能なだけのポテンシャルはあったけれど、常に何かが足りなかった。そういう点では悔しいけどね。
でもいろいろ考えると満足しているんだ。FP3の後、マシンに100パーセントいい感触を持っていたわけではなかった。それでFP3の後、いくつかマシンに変更を施したら、予選ではマシンのフィーリングが改善し、リズムを取り戻すことができた。
Q3に進出できればうれしかったが、それにはあと0.2秒必要だったし、マシンバランスがよくないと感じるコーナーもいくつかあった。
このサーキットはオーバーテイクポイントがあまりないから、トラックポジションが重要だ。決勝の戦略をしっかり考える必要があるだろう。僕らはスタートタイヤを自由に選べるグループのなかでは上位の方にいる。ここはデグラデーションがかなり高いはずなので、このポジションを生かして、決勝のなかで順位を上げていけるといいね。