2019年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得、ピエール・ガスリーは6番手だった。
今回のポールポジションは、フェルスタッペンにとってはF1キャリア初、レッドブル・レーシングにとっては2018年第19戦メキシコ(ダニエル・リカルド)以来、61回目のものだった。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
チーム代表 クリスチャン・ホーナー
マックスが最高のパフォーマンスを見せてくれた。彼にとってF1で初のポールポジションであり、オランダ人ドライバーにとって初でもある。そのシーンを見ることができて私も非常にうれしかった。
ライバルとはほぼ互角だった。そんななかで彼はQ3最初のランで素晴らしいラップを走った。その自己ベストタイムを更新するのは難しいと思われたが、彼は見事にそれをやってのけた。
最後のふたつのコーナーが決め手になった。(予選2番手となった)バルテリ(・ボッタス)はターン13で少しオーバーステアになったが、マックスは最後のふたつのコーナーで完璧な走りをした。そうして100分の2秒差(0.018秒差)でポールを勝ち取ったのだ。
マックスはホンダに2006年以来のポールをもたらした。ハンガロリンクはグリッドポジションが非常に重要なサーキットだ。このポジションを生かして、明日は大量にポイントを獲得したい。
マシンのパフォーマンス改善が進んできたと思う。ミルトン・キーンズとさくらのファクトリーのスタッフは素晴らしい仕事をしてくれている。シーズン前半を通して確実に前進することができた。
ピエールは、我々の狙いどおりQ2をミディアムタイヤで通過した。だがQ3のアタックラップで残念ながらミスをした。6番グリッドはフェラーリのすぐ後ろだ。決勝でチャンスがあるだろう。
(formula1.comのインタビューで語り)ターン13まではバルテリの方が少し速かった。だから、マックスは最後のコーナーをうまく決める必要があったのだが、それをしっかりとやってくれた。
ホンダの功績だ。彼らがいなければ、ここまでできなかった。ファクトリーのエンジン担当者たちが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、ここでポールポジションを獲得することができたのだ。