8月3~4日に開催される2019年のスーパーGT第5戦富士。予選日を翌日に控えた8月2日、富士スピードウェイには各チームのマシンが持ち込まれ、レースに向けた準備が進められた。
今シーズン2度目の富士大会は、500マイルレースとなり177周の周回数で争われる。長距離のレースとなるため、第3ドライバーの登録が認められており、レギュラードライバー以外の走りも見られるのが特徴だ。
ドライバー交代のために、最低4回のピットインが義務付けられていたり、タイヤの持ち込み本数などの規定も別途定められている。
準備が進められた2日は、手元の計測では気温27度で天候は曇りだったがTシャツ1枚でもとても暑く、少し雨が落ちてきた時もあったがすぐにやんだため夕方まで暑さは続いた。8月開催ということもあり、決勝日の気温は30度ごえが予想され、レースも長距離になるため、現地で観戦予定の方は日焼け、熱中症対策をお忘れなく。
また、夏休みということもあってか入場ゲートには搬入日正午の段階で列ができていたため、多くのファンが訪れることが予想される。
スーパーGT GT500クラスのウエイトハンデでは、第4戦タイでポール・トゥ・ウインを果たし、3戦連続でポイントを獲得しているWAKO’S 4CR LC500がもっとも重い70kg。KeePer TOM’S LC500が68kg、ZENT CERUMO LC500が61kgと続き上位3台がレクサス勢だ。
GT300クラスでは、唯一前半の4大会すべてでポイントを獲得しているARTA NSX GT3が61kg、続いてK-tunes RC F GT3の60kgとなる。
500マイルで争われる第5戦。最初の走行セッションである公式練習は3日(土)8時50分にスタートする。