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MotoGPは後半戦に。前戦負傷の中上「怪我はよくなっている」/MotoGPチェコGP事前コメント

2019年08月02日 15:11  AUTOSPORT web

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中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
8月2~4日にチェコのアウトモトドローム・ブルノ(ブルノ・サーキット)で行われるMotoGP第10戦を前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティのファクトリーライダー6名と日本人ライダー、中上貴晶が意気込みを語った。

■LCRホンダ・イデミツ
●中上貴晶
「ザクセンリンクでのレース後、日本に帰国し、10日間ほど滞在して病院に通いながら足首の治療に努めました。足首のチェックのためにスペインに戻っても何度か病院に行っていたので、ビーチに行くチャンスはありませんでした」

「怪我はよくなっているので、再びレースをしても問題ないはずです。 まだ(自分の足で)走ることはできませんが、今は問題なく歩くことができますし、自転車に乗ることができるので、通常の生活は問題ありません」

「(バイクでの)走行は問題ないと思います。スペインに戻り、回復状態を確認するために、フラットトラックでバイクを走らせ、問題はありませんでした。今は痛みがありません」

■チーム・スズキ・エクスター
●アレックス・リンス
「ホリデーが終わり、コースに戻るときがやってきた。この3週間の間に休息を取り、リラックスすることができたが、いいトレーニングも行なうことができ、後半戦に向けた準備ができた」

「シーズン前半は、結果だけでなく、マシンのパフォーマンスは着実に向上しており、僕にとってポジティブだった。チームと僕たちは順調に進歩しており、バケーションを忘れて、強さを改善するために、集中する必要がある」

●ジョアン・ミル
「いいホリデーを過ごすことができた。友人や家族と一緒にリラックスして楽しみ、トレーニングにも取り組んだ。マシンに戻る準備はできているし、待ちきれない」

「サマーブレイク前のドイツGPではマシンにポジティブなフィーリングを感じ、着実にパフォーマンスを向上させることができた。そのフィーリングをもう一度見つけ、仕事を続けたい。ブルノは好きなコースで、過去には勝ったこともあるから、いい思い出がある」

■ミッション・ウィノウ・ドゥカティ
●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「サマーブレイクはいつも充電し、物事を見つめ直すのにいい時間となる。アッセンとザクセンリンクの結果は許容できるものだったが、マシンのフィーリングはベストではなかった」

「この3週間の間、懸命に努力してきたから、シーズン後半戦に向けて大きなモチベーションを持って臨む準備はできている。競争力があり、ポテンシャルを最大限発揮できるコースでレースに臨む」

●ダニロ・ペトルッチ
「数週間のホリデーの後、マシンを再びライディングすることが待ちきれない。ブルノのコースは大好きだし、特に去年のレースでマシンは常に戦闘力があった」

「去年は6位でフィニッシュしたが、トップから3秒差だった。今週末はいい結果を得るためのチャンスがあると思う。僕たちのチームは懸命に開発を進めてきた。いくつかのアップグレードパーツを試すのが待ちきれない」

「サマーブレイクの後、シナリオが変わることが多い。チャンピオシップの後半戦に向けて準備ができていることを示したいから、ポジティブなスタートを切ることが重要となる」

■モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
●バレンティーノ・ロッシ
「シーズン前半戦の後、サマーブレイクで少し休めたことは重要だった。再びコースに戻り、後半戦に集中することが楽しみだ。2連戦だから、うまく仕事をし、可能な限りベストな結果を得ることが必要となる。まだまだ改善しなければならない点があるから、シーズン後半戦は重要になる」

「レース後の月曜日にはテストを行ない、2020年に向けた準備を始める。ブルノはとても好きなコース。素晴らしい週末にするためにチームといい仕事がしたい。いいリザルトが必要だからベストをつくすよ」

●マーベリック・ビニャーレス
「シーズン後半をポジティブな気分でスタートする。アッセンでの勝利とザクセンリンクでの2位という結果の後、正しい方向に進んでいるという確信と、いい仕事をやり終えた後に得られる安心感を持ってサマーブレイクに入ることができた」

「サマーブレイクの間は少し休息をとることができたが、フィジカル面やメンタル面でのトレーニングを行なうことができた。ブルノ、レッドブルリンクの2戦は大好きなコースで開催されるが、いい結果を得るために努力しなければならない。僕のポテンシャルを示し、正しい方向に進んでいることを証明しなければならないと考える」

「ブルノは得意なコースのひとつだから、ステップ・バイ・ステップで進歩するために100%プッシュする」

■レプソル・ホンダ・チーム
●マルク・マルケス
「再びマシンに乗れることにわくわくしている。サマーブレイクはリラックスできるのはいいが、すぐにチームとマシンが恋しくなってしまう。仕事に戻る準備はできているし、ブルノはライディングして楽しいコースだ」

「シーズン前半戦を好調の内に終えることができ、今はこの調子をキープすることに集中したい。ブルノはいつも多くのライダーが強いコースなので、しっかり備えなければならない。ホルヘは今回も欠場となったが、彼の回復とチームへの早い復帰を願っている」

●ステファン・ブラドル
「ブルノを楽しみにしている。ザクセンリンクではチームとともに仕事を楽しむことができたので、再びチームに戻ることができることがうれしい」

「僕たちの目標は、ドイツGPと同じようにマシンを進化させること。このチャンスを得られたことがうれしい。HRCとレプソル・ホンダ・チームに感謝したい。ホルヘが回復し、復帰したときに強さを発揮できるようにベストをつくすよ」