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HiHi Jetsと美 少年が揃うと倍増する魅力 「おいで、Sunshine!」を楽しむための3つのポイント

2019年08月02日 10:51  リアルサウンド

リアルサウンド

ジャニーズJr.

 現在開催中のイベント『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』。そこでジャニーズJr.のHiHi Jetsと美 少年が歌う公式テーマソング「おいで、Sunshine!」の勢いに、今注目が集まっている。


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 公式YouTubeチャンネルにアップされているパフォーマンス映像は、8月1日現在183万回再生を突破(8月25日までの期間限定公開)。さらにHiHi Jetsと美 少年は、CDデビュー前にしてこの曲で二度も『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演する。ファンの心をつかんで離さない、この曲の魅力はどこにあるのだろうか。3つのポイントに分けて解説する。


 まず1つ目のポイントは、なんといっても歌詞とメロディの爽やかさだ。〈いつか誰かとじゃなく この夏に夢を見るのさ〉〈同じ瞬間、8月の夢を 永遠に変えるのさ〉など、“ひと夏の恋を永遠にしたい”という若い男の子のピュアな恋心が、キラキラとしたメロディに乗って歌われる。作詞&作曲は、関ジャニ∞の「罪と夏」を手がけた高木誠司とDr.Dalmetianがそれぞれ担当。「罪と夏」も夏の恋を描いた名曲だが、30代の関ジャニ∞と、メンバー全員が10代のHiHi Jets&美 少年がそれぞれ歌う「8月の恋模様」を、聴き比べてみるのも楽しいかもしれない。


 2つ目のポイントは、絶妙なパート分け。この曲にはソロパートが存在せず、サビ以外のほとんどのパートをHiHi Jetsから1名、美 少年から1~2名の組み合わせで歌っている。それによって、ここでしか見ることのできない様々な組み合わせを楽しむことができるのだ。


 具体的には、同期コンビとして2グループを引っ張る存在の髙橋優斗&岩﨑大昇、透き通ったハイトーンボイスが魅力の井上瑞稀&佐藤龍我、落ち着いた大人っぽい”イケボ”で女子のハートをつかむ橋本涼&那須雄登、プライベートから仲の良い様子がパフォーマンスを通じて伝わる作間龍斗&浮所飛貴、それぞれのグループの飛び道具的な個性を持った猪狩蒼弥&藤井直樹&金指一世……といったように。


 一方で、現在EX THEATER ROPPONGI でおこなわれているコンサートでは、HiHi Jets、美 少年が単独でこの曲を披露する場面もある。するとコンビで歌っていたパートが、すべてソロパートになる。等身大の“リアル男子”感を持ったHiHi Jets、王道アイドル路線を行く美 少年。それぞれ単独で聴くと、曲の雰囲気もまた変わる。例えるならば「一粒で三度おいしい」パート分けなのだ。


 最後に、3つ目のポイントは、サビのキャッチーな振付だ。〈クジラ描く、ブルーの放物線〉という歌詞に合わせて、手でクジラのしっぽを表現したり、〈夏色の恋人〉という歌詞に合わせて、両手でハートを作ったりと、ファンも真似しやすい振りになっている。先述したコンサート会場でも、ステージ上のアイドルとファンがみんなで同じ振付を踊ることで、一体感と盛り上がりが生まれていた。これからコンサートに参加する人は、YouTubeなどで振付を覚えてから行くと、さらにこの曲を楽しむことができるだろう。


 若手ジャニーズJr.の中心的存在として目覚ましい活動を続けるHiHi Jetsと美 少年。それぞれ単体のグループとしても充分に魅力的な彼らだが、合わさるとさらに魅力が倍増する。2グループの“今”を切り取った「おいで、Sunshine!」は、長いジャニーズ史を見た時に、令和元年を代表する楽曲のひとつになるだろう。(みずさき)