フィッシングを防止し、オンラインアカウントへの不正アクセスを防ぐGoogleのTitanセキュリティキーが、米国に続き日本、カナダ、フランス、英国でもこのほど発売された。
Googleだけでなく、アプリやオンラインサービスへのログインなどでも活用できる。
・FIDO採用2018年に米国で発売されたTitanセキュリティキーバンドルは、物理的なUSBセキュリティキーとBluetoothセキュリティキーがセットで、FIDOアライアンスのオープンスタンダードを採用している。
ひと昔前は、セキュリティはパスワードのみで確保していたが、フィッシングが横行する現代ではそれだけでは不十分となっている。そうした状況で生まれたのがこのTitanキーバンドルで、もともとGoogleがセキュリティ確保のために社内用として設計して使っていたものという。
・2段階認証を構築物理的なUSBセキュリティキーはPCなどのUSB-Aポートに差し込んで使用し、Bluetoothセキュリティキーのほうは端末とペアリングしてボタン操作して使う。iOS、Android、PCどの端末でも使用可能だ。
これらのキーをパスワードと組み合わせて2段階認証を構築することで、フィッシングや不正アクセスなどを未然に防ぐことができる、とされている。
TitanセキュリティキーバンドルはすでにGoogleストアで販売されていて、日本での価格は6000円となっている。
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