第11戦ドイツGPで2019年2勝目を挙げたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今週末のハンガリーGPでもいい戦いをしたいと意気込んでいる。ハンガロリンクはチームとの相性が比較的よく、自分も大好きなサーキットだということだ。
天候の影響で大混乱の展開となったドイツGP決勝を、フェルスタッペンはミスなく走り切り、優勝を飾った。続くハンガリーに向けて、レッドブル・ホンダとフェルスタッペンのモチベーションはより一層高まっている。
「ハンガロリンクはお気に入りのサーキットのひとつだから、今年また訪れるのが楽しみだ」とフェルスタッペン。
「とてもテクニカルなサーキットで、いいラップを走るには、ひとつひとつのコーナーでエイペックスにきっちりつける必要があるんだ。すごく狭いから、小さなサーキットを大きなクルマに乗って走っているような気分になる。でも楽しくないなんてことは全くないよ」
「一番好きなコーナーは、高速右コーナーのターン11だ。あそこをうまく走れると最高の気分になる。最終コーナーからうまく立ち上がることも重要だ。長いストレートにつながるコーナーだから、スピードに乗ってストレートに入れるかどうかで大きく違ってくる」
「チーム全員がこのレースを楽しみにしている。一年の中で特に気温が高いレースのひとつで、僕らチームとの相性がいいからね」
「ドイツのレースは僕が経験したなかで、一番クレージーで難しいレースだったかもしれない。そのレースで優勝できたのだから本当にうれしかった。全員が力を合わせていい仕事をしたし、ピットクルーは、9回もピットストップをこなさなければならなかったのに、そのなかで作業時間の世界記録をまたもや更新した。それもすごいことだよね」
「ハンガリーは夏休み前の最後のレースだ。全力を尽くして戦う準備はできているよ!」