フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリと日本郵便が、梱包資材を無料で利用できる梱包コーナー「つつメルすぽっと」の実証実験エリアを拡大した。
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つつメルすぽっとは、出品する際の配送方法に「ゆうゆうメルカリ便」を選択した商品を郵便局に持ち込むと、その場で梱包から発送までが完了するコーナーとして今年3月から展開。首都圏の5ヶ所に設置したところ、発送件数が増加したほか、全国展開を望むユーザーからの声が寄せられたため、エリア拡大を決定した。
利用時はアプリ内で売れた商品をそのまま持ち込み、適切なサイズのゆうパケットに梱包。局内にある「ゆうプリタッチ」を使い伝票を出力し、外装に貼って発送手続きが完了する。なお、1回の利用につき資材は3枚まで使用できる。
今回のエリア拡大では、渋谷郵便局や新宿郵便局といった都心のエリアのほか、北海道の札幌南郵便局から沖縄県の那覇東郵便局まで25都道府県の50ヶ所に展開。メルカリは今後も出品の手間を省き、簡単に利用できるようなサービスをアプリ内外で検討するという。
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