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ヘレン・ミレン、次回作はアクションを熱望 『ワイスピ』新作、ミセス・ショウのキャラクター映像

2019年07月31日 16:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(c)UNIVERSAL PICTURES

 8月2日に全国ロードショーとなる『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』より、ヘレン・ミレン演じるミセス・ショウのキャラクター映像が公開された。


参考:ドウェイン・ジョンソンがシリーズを振り返る 『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』特別映像


 本作は、全世界累計興収5000億円を突破する『ワイルド・スピード』シリーズの最新作。ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の男元MI6エージェント、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)を主役に迎えた新たな戦いの幕開けを描く。『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』のデヴィッド・リーチが監督を務めた。


 今回公開されたのは、デッカード・ショウとハッティ・ショウ(ヴァネッサ・カービー)の母親ミセス・ショウを演じたミレンが役について語る特別映像。エリザベス2世を演じた『クィーン』(2006年)で第79回アカデミー賞主演女優賞を受賞したミレンは、ミセス・ショウを、愛情を持ちながらも鋭く危険な思考を持つ激しい気性の母親として表現。シリーズ初登場を果たした『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017年)では、ためらいもなくショウの胸に注射器を一刺しするなど肝の据わったカッコいい母親の姿を見せつけた。ミレンが「楽しかったわ。もう次回作が楽しみ!」と振り返る本作では、シリーズ史上最恐の敵ブリクストン(イドリス・エルバ)に追われる娘のハッティを心配し、「(ブリクストンは)手に負える敵じゃないわ。妹を頼むわ」と兄であるショウに託し、疎遠になっている2人の仲を取り持つ母親らしい一面も。「タイトルどおり、スピーディな展開がいいわ」とミレンが語るように、本作も何度もド派手な爆発が繰り広げられ、チェーンひとつでヘリを墜落させる規格外なアクションなどが2時間ノンストップで繰り広げられる。ミレンは最後に、リーチ監督とハグを交わしながら「次はアクションね!」と熱望している。


 家族の大黒柱を演じたミレンは、ショウファミリーについて「家族の絆が一番強くて、忠誠に縛られる。ショウファミリーは『私たちvs残りの世界』という感じ。貧しかったり、厳しい環境にある家族は、そういう傾向が多い。最初に忠誠を誓うのが家族だから」と、本作で改めて知ることになる家族の忠誠心と絆の強さを明かした。また、ハッティ役を演じたカービーは、「ヘレンと共演できて本当によかった。彼女はセットのなかで女性としてすごいパワーを放っていたし、一緒に演じていた日々はすごく楽しかったわ。彼女は最高ね。すごいエネルギーでやってくる。数日しか現場にいなかったけど、パワーがあふれていたし、親切で聡明だった。彼女のことが大好きになったわ!」と、初共演の喜びを興奮した様子で語った。(リアルサウンド編集部)